iOS 18.4 バッテリー持ちテスト：iPhone 15 は最もバッテリー消耗が多く、最も電力を使うバージョン

「バッテリー持ち」は iOS のアップデートで最も注目される点の一つです。最近、iPhone のバッテリー持ちテストを行うチャンネル「iAppleBytes」が、iOS 18.4 正式版の複数の機種でバッテリー持ちテストを実施しました。基本的には大きな差はないものの、iPhone 15 にとっては iOS 18.4 がリリースされて以来、最もバッテリー消費が多いバージョンとなっています。

以下は、iOS 18.4 のバッテリー持ちテストの詳細内容です。

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今回の iOS 18.4 バッテリー持ちテストに使用した機種は以下の通りです：

iPhone SE 第2世代（バッテリー最大容量 86%）
iPhone XR（バッテリー最大容量 89%）
iPhone 11（バッテリー最大容量 91%）
iPhone 12（バッテリー最大容量 89%）
iPhone 13（バッテリー最大容量 88%）
iPhone 15（バッテリー最大容量 100%）
iPhone 16（バッテリー最大容量 100%）

自動輝度調整をオフにし、画面の明るさを 25% に固定、バックグラウンドアプリをすべて閉じた状態で、Geekbench のバッテリーテストツールを使用してテストを行った結果、iOS 18.3.2 との比較は以下の通りです：

	iOS 18.4	iOS 18.3.2	バッテリー持ちの差異
iPhone SE 第 2 世代	3 時間 40 分	3 時間 31 分	+11 分
iPhone XR	5 時間 15 分	4 時間 55 分	+20 分
iPhone 11	4 時間 54 分	5 時間 03 分	-9 分
iPhone 12	6 時間 01 分	5 時間 46 分	+15 分
iPhone 13	6 時間 31 分	6 時間 37 分	-6 分
iPhone 15	9 時間 57 分	10 時間 07 分	-10 分
iPhone 16	14 時間 02 分	14 時間 03 分	-1 分

次に、Geekbench のバッテリースコアテストの結果と、iOS 18.3.2 との比較は以下の通りです：

	iOS 18.4	iOS 18.3.2	バッテリースコアの差異
iPhone SE 第二代	2188	2099	+89
iPhone XR	3132	2927	+205
iPhone 11	2933	3022	-89
iPhone 12	3606	3456	+150
iPhone 13	3910	3970	-60
iPhone 15	5970	6070	-100
iPhone 16	8420	8420	–

結果として、iOS 18.4 のバッテリー持ちは iOS 18.3.2 とほぼ同じですが、特に iPhone 15 にとっては、リリース以来最もバッテリー消費が多いバージョンであることが分かります。

iOS 18.4 のバッテリー持ちに関するユーザーの報告

「iOS 18.4 リリース：異常な問題、不具合、クラッシュのまとめ」での統計によると、ユーザーからの報告は以下の通りです：

より省エネになった 8%
バッテリーの消耗はひどくなった 40%
あまり変わらない 52%

iOS 18.4 をアップデートすべきか？セキュリティ面での推奨

ユーザーによって使用方法が異なるため、「バッテリー持ちテスト」と「ユーザーの更新報告」は参考情報に過ぎません。実際の使用状況に正確に反映されるものではありません。

また、iOS のアップデートは新機能や詳細の調整だけでなく、多くのバグ修正やセキュリティ更新が含まれています（今回の iOS 18.4 では 60 件以上のセキュリティホールが修正されています）。そのため、セキュリティの観点からは、iOS 18.4 へのアップデートを推奨します。デバイスを最新の状態に保つことは、プライバシーとセキュリティを守るための最も重要な手段の一つです。