日本では利用できない 5 つの iOS 便利な機能

iPhone さえ持っていれば、ほとんどの iOS 機能は利用できますが、いくつかの機能が地域の制限で利用できない場合もあります。例えば、Apple Card、Apple Cash、ウォレット Wallet アプリ内のID、高度なデータ保護、クリーンエネルギーチャージなど、アメリカ合衆国でのみできるのです。

この記事は、日本では利用できない 5 つの iOS 便利な機能を紹介します。

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日本で利用不可 iOS 便利な機能 01:Apple Card

Apple Card は 2019 年に発表され、現在もアメリカ合衆国のユーザーのみ利用できます。Apple のクレジットカードは、iPhone 上のウォレット(Wallet)アプリで完全に管理でき、Apple Pay で支払いを受け付けない店舗で使用するための物理カードも用意されています。カードには、利子を除く追加料金はありませんが、「Daily Cash」と呼ばれる最大 3 %のキャッシュバックが提供されます。

日本で利用不可 iOS 便利な機能 02:Apple Cash

Apple Cashは、Venmo のような支払い機能であり、アメリカ合衆国内の iPhone ユーザーが、Wallet および Messages アプリ内でお金を送信、要求、および受取ることができます。ユーザーは、Apple Cash バランスを接続した銀行口座に転送できます。

勿論この「Apple Cash」機能は、アメリカ合衆国内でのみ利用できます。カナダでのトレードマークの申請などの証拠もありますが、この機能が他の国に拡大するかどうかはまだ分かりません。

日本で利用不可 iOS 便利な機能 03:身分証をウォレット App に追加

2022 年からアメリカで指定した州の住民が自分の身分証を iPhone や Apple Watch のウォレットアプリに身分証を追加することができるようになりました。

この機能は、身元や年齢を示す手段として、便利でコンタクトレスな方法を提供します。この機能は、iOS 15.4 および watchOS 8.4 以降が必要で、現時点はアリゾナ、コロラド、マリランドでのみ利用できます。これから Apple も少なくとも 9 つの他の州が続く予定です。

日本も「マイナンバーカード」をウォレットに追加する可能性もなくないというニュースもありましたので、こちらの記事をチェックしましょう。

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日本で利用不可 iOS 便利な機能 04:高度なデータ保護

先月に Apple は、「高度なデータ保護」機能を導入しました。この機能は、有効にした場合、iCloud の多くの追加エリアで端末間暗号化を拡張します。

これには、iPhone の iCloud バックアップ、写真、メモ、リマインダー、ボイスメモなどが含まれます。この機能はアメリカ合衆国のユーザー向けに iOS 16.2 で導入されました。Apple によると、この機能は 2023 年初めに「世界のその他の地域」に提供する予定です。

日本で利用不可 iOS 便利な機能 05:クリーンエネルギーチャージ

iOS 16.1 では、「グリッドがクリーンなエネルギー源を使用するときに充電時間を最適化することで、iPhoneの炭素足跡を減少させる」ことを目的とする「Clean Energy Charging」機能が導入されました。この機能がオンにされると、iPhone は「低炭素排出電力」が利用可能なときに充電を行います。

クリーンエネルギーチャージは、アメリカ合衆国でのみ利用できます。Apple は、この機能が他の国に拡大するかどうか、またそのタイミングについては発表していません。

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