
Appleの定額フィットネスサービス「Apple Fitness+」が、2026年1月21日より日本でも利用可能になりました。iPhoneやApple Watchを活用し、自宅でさまざまなワークアウトに取り組めるのが特徴です。
サービス開始にあわせて、初回1カ月の無料トライアルが用意されているほか、対象となるApple製品の購入や通信キャリアの特典などを利用すれば、最大3カ月間無料で試すことができます。今回は、日頃ほとんど運動をしていない40代の筆者が、実際にApple Fitness+を体験してみました。
Apple Fitness+の概要をチェック
Apple Fitness+は2020年に海外でスタートしたサービスで、iPhoneやApple Watchを使いながら、ヨガ、筋力トレーニング、ダンス、ウォーキングなど幅広いエクササイズを行えます。
Apple Watchを装着していれば、心拍数や消費カロリーといったデータが画面上にリアルタイム表示され、運動の成果を視覚的に確認できる点も特徴です。
料金体系と無料トライアルの条件

利用料金は月額980円、または年額7,800円。ファミリー共有に対応しており、最大5人まで家族で利用できます。
初回利用者は1カ月無料で体験可能。さらに、Apple WatchやiPhone、iPad、Apple TV、AirPods Pro(第3世代)、Powerbeats Pro 2などを購入した場合、無料期間が3カ月に延長されます。
加えて、auやUQ mobileのユーザー、ベネフィットステーション会員も、同様に3カ月の無料特典を利用できます。
日本向けコンテンツと自然な日本語音声
Apple Fitness+のインストラクター音声は基本的に英語ですが、日本ではデジタル翻訳による日本語音声が提供されています。対応OSはiOS 26.1以降です。
YOASOBIの楽曲を使ったエクササイズや、渡辺直美さんのトークを楽しめるウォーキングプログラム、日本向けに選曲されたJ-POPやK-POPのメニューも用意されています。さらに、2月には山下智久さんが登場するコンテンツも配信予定とされています。
運動習慣ゼロの40代が実際に試してみた
筆者は普段、通勤時の徒歩移動程度しか運動をしておらず、健康診断のたびに「もう少し身体を動かしましょう」と指摘されるタイプです。そんな生活の中で、Apple Fitness+を起動してみました。
iPhoneの「フィットネス」アプリを開き、表示される「Fitness+」から無料体験を選ぶだけで、すぐにトライアルを開始できます。Apple Watchを着けていない場合は案内が表示されますが、iPhone単体でも利用できるため、気軽に始められる印象です。
メニューは豊富。機材の有無が一目でわかる
Apple Fitness+には、ヨガ、ダンス、筋トレ、ピラティスなど多彩なプログラムが揃っており、時間や強度で絞り込むこともできます。
各ワークアウトには「器具なし」「マット使用」「ダンベル使用」などの表記があり、事前準備が分かりやすい点も好印象でした。今回はYOASOBIの楽曲を使ったヨガとダンスを選択しました。
デジタル翻訳の日本語は想像以上に自然
実際に再生してみると、日本語のデジタル音声は違和感が少なく、テンポや抑揚も自然です。機械的な読み上げを想像していましたが、インストラクターの明るい雰囲気やリズム感もきちんと伝わってきました。
音声言語や字幕のオン・オフは、再生画面から簡単に切り替えられます。
動きがぎこちなくても気にならない安心感
インストラクターの動きについていくのは正直簡単ではなく、動作はかなり自己流。それでも自宅で一人という環境なので、周囲の視線を気にする必要はありません。
身体を動かしているうちに、冷えていた身体が温まり、軽く汗ばむ感覚があり、短時間でも運動した実感が得られました。ワークアウト後にはメディテーションが提案され、呼吸を整えながらクールダウンできる流れも用意されています。
テレビ表示がおすすめ。狭い部屋でも対応可能
最初はスマートフォンスタンドを使ってiPhone画面を見ながら行いましたが、動きを確認するには少し小さく感じました。そこでAirPlay対応テレビやApple TVの「フィットネス」アプリを使い、大画面に表示してみたところ、かなり快適です。
テレビに映すことで、スタジオでトレーニングしているような感覚になり、没入感が高まります。また、ヨガマット1枚分のスペースがあればできるメニューも多く、部屋が広くなくても問題ありません。
まとめ:まずは無料期間で試す価値あり
今回体験したのは数あるメニューの一部ですが、心拍数や消費カロリーがリアルタイムで表示されることで、運動の達成感が得やすいと感じました。
ジムに通う時間を確保しなくても、自宅で好きなタイミングに取り組める点は大きなメリットです。一方で、手軽だからこそ継続できるかどうかは自分次第とも言えそうです。
Appleはバッジやアクティビティリングなど、継続を後押しする仕組みも用意しています。月額980円という価格は、他の手軽なフィットネスサービスと比べても抑えめで、しばらく使い続けてみようと思える内容でした。
