iPhone 15 が iOS 17.0.3 にアップデートした後、発熱問題は解決したのか？実際に温度を測ります。 - アップルジン

アップルは、iPhone 15 シリーズが発熱しやすいのは、ハードウェアの問題ではなく、ソフトウェアの問題であると以前述べており、iOS のアップデートを通じて解決すると述べていました。そして 10/5 リリースされた iOS 17.0.3 には、iPhone 15 の発熱問題を修正したとの記述があります。

では、iOS 17.0.3 をアップデートした後の iPhone 15 は、本当に発熱が少なくなったのでしょうか？以下で、iOS 17.0.2 および iOS 17.0.3 における iPhone 15 の温度パフォーマンスを実際に測定します。

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iOS 17.0.3 アップデート後の背面温度は約 40℃

YouTube の zollotech チャンネルは、iOS 17.0.2 およびi OS 17.0.3 をインストールしたi Phone 15 の温度パフォーマンスを今日テストしました。

まず、iOS 17.0.2 をインストールした iPhone 15 の温度を測定し、2 回の GeekBench での高負荷テスト後に一度背面の温度を測定しました。最高で 102°F、約 40℃ を記録しました。

次に、iOS 17.0.3 をインストールした後、同じように GeekBench を実行し、再度 iPhone 15 の背面温度を測定しました。この回の結果、105°F、約 41℃ を記録しました。

温度が明らかに低下していないように見えますが、動画の中でも3つのポイントが指摘されています。

iOS のシステムアップデートが完了した直後には、一部のアプリやデータがバックグラウンドでの整理が行われているため、数日待ってから再テストするのがより正確である。
GeekBench の実行後、温度は明らかに下がっていないが、その後の冷却速度は非常に速い。
通常の使用状況では、手で触れた時の温度はそれほど高くない。

一部の発熱問題は、第三者の App のアップデートが必要である

アップルが iOS 17.0.3 で iPhone 15 の発熱問題を修正したことを除き、第三者製のアプリもアップデートが必要である可能性があります。

別の YouTube チャンネル、iPhonedo も関連テストを行いました。彼は、iOS 17.0.3 をアップデートした iPhone と、iOS 17.1 Beta 2 をアップデートした iPhone（アップルは iOS 17.1 Beta 2 が発熱問題を解決しているとは言っていない）でテストしました。

左は iOS 17.1 Beta 2 をインストールした iPhone 15 Pro Max、右は iOS 17.0.3 をインストールした iPhone 15 Pro Max で、実際の測定結果は、両方の iPhone 15 の温度はほぼ同じで、約 83°F、約 31℃ でした。

しかし、インスタグラムを開いてみると、インスタがアップデートされていない場合、CPU は非常に多くのリソースを使用しています。下の図の右側は、前のバージョンのインスタの動作状況を示しています。インスタが開かれた後、CPU の使用率が急上昇しています。このシステムのバージョンはすでに iPadOS 17.0.3 にアップデートされています。

しかし、左側の部分は、既にアップデートされているインスタグラムのバージョンであり、インスタが開かれた後でも CPUの使用率は安定しており、急激な上昇はありません。このように、インスタの起動が発熱の原因となることはありません。

そして、右側のインスタを最新バージョンにアップデートした、つまりインスタが発熱問題を解決したバージョンにアップデートすると、CPU の使用率が下がりました。

したがって、iPhone が発熱しやすい場合、iOS 17 や iOS 16 に関係なく、第三者の App が原因である可能性があります。

また、こちらの記事《iOS 17.0.3 正式にリリース！iPhone 15 Pro の発熱問題を解決！》も参考にしてください。この記事には、iOS 17.0.3をアップデートした後の使用感についての情報がまとめられています。

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