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LINE の新機能「フィッシングサイトの検知」で詐欺リンクを防ぐ方法

詐欺や個人情報の盗難被害が後を絶たない中、LINE はこのほど、ユーザーが被害に遭うのを防ぐための新機能「フィッシングサイトの検知」を正式に導入しました。

この機能を有効にすると、チャット内で共有された URL を自動的に検知し、危険性が疑われるサイトが含まれている場合は警告表示が出る仕組みです。より安全で安心できるチャット環境を提供してくれます。

それでは、LINE の「フィッシングサイトの検知」機能の使い方を詳しく見ていきましょう。

LINE「フィッシングサイトの検知」の設定方法

LINE のフィッシングサイト検知機能を利用するには、まず LINE アプリを最新版(バージョン15.20.0以上)にアップデートする必要があります。

次に、LINEを開いて「設定」>「トーク」へ進むと、「フィッシングサイトの検知」という項目が表示されます。

なお、この機能を正常に動作させるには、事前に「URL プレビュー」機能がオンになっていることを確認してください。

下部には「システムが過去に通報されたフィッシングサトのを検知し、表示します」という注意書きがあります。

ただし、URLを識別・分析する必要があるため、「フィッシングサイトの検知」を有効にしている間は、トーク内の URL は Letter Sealing(エンドツーエンド暗号化)の対象外となります。この点は理解しておきましょう。

LINE「フィッシングサイトの検知」はどのように動作する?

この機能をオンにしている状態で怪しい URL を受信すると、リンクの下に「フィッシングサイト警告」と表示されます。

ただし、システムが自動的にアクセスをブロックするわけではないため、誤ってタップしないよう十分注意が必要です。

実際の防止効果についてですが、ウイルス対策ソフトで危険と判定されたサイトを試してみたところ、すべての怪しい URL を正確に検知できるわけではなく、まだ改善の余地があると感じました。
とはいえ、「出所不明のリンクは絶対に開かない」という基本的な心構えが、依然として最も有効な自衛策です。

それでも、LINE のフィッシングサイトの検知機能は、追加の安全対策として有効ですので、できるだけ早く有効化することをおすすめします。

LINE の認証コードは絶対に他人に教えないで!

最後に、LINE の詐欺対策として重要な注意点を共有します。
現在、多くの詐欺手口では、ユーザーに個人情報の入力を促しますが、個人情報だけでなく、LINE の認証コードも絶対に他人に教えてはいけません。

LINE の認証コードを渡してしまうと、即座にアカウントが乗っ取られ、第三者があなたになりすまして不正行為を行う危険があります。

LINE アカウントを守るために注意すべき3つのポイント

  • LINEのログイン画面で認証コードを入力しない、また「アカウント引き継ぎ」を不用意に選択しない
  • LINEの認証コードは誰にも教えない
  • 不審なQRコードを読み取らず、LINEのログイン通知を常に確認する

万が一、心当たりのないログインがあった場合は、通知内のリンクから即座にログアウトしてください。

すでにLINEアカウントが乗っ取られてしまった場合は、本人が速やかに公式サポートページから「ログインせずに続行」を選択し、問い合わせフォームを送信してください。
サポート側が不正利用されたアカウントを停止し、新規アカウントの登録や購入済みコンテンツの移行をサポートしてくれます。

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愛麗絲