先日、Apple は iOS 26.2 を正式にリリースしました。今回のアップデートでは、20 項目以上の新機能追加や細かな改善が一気に盛り込まれており、更新内容をそのまま見ても情報量が多すぎて、正直「結局どんな便利機能が増えたの?」と思う人も多いはずです。
そこで今回は、必ず知っておきたい iOS 26.2 の新機能を厳選して 7 つ紹介します。スマートフォンをアップデートするだけでなく、日々の使い勝手そのものをワンランク引き上げてくれる機能ばかりです。
iOS 26.2 のデザイン面での大きな注目ポイントは、ロック画面の時刻フォントにおいて Liquid Glass の透明度を自由に調整できるようになったことです。
ロック画面を長押しして編集モードに入り、時刻をタップして「ガラス」フォントを選択すると、下部に透明度を調整するスライダーが表示されます。
左に動かすほど文字はより透明に、右に動かすほどくっきりと表示され、自分好みのビジュアルにカスタマイズできます。
「リマインダーアラーム」は、iOS 26.2 でぜひ覚えておきたい機能のひとつです。リマインダーをアラームと連動させることで、単なる通知カードではなく、アラームのように音で知らせてくれるようになります。
さらに、未完了のタスクは通知センターやダイナミックアイランドに常時表示されるため、即時性と実用性が大幅に向上します。通知を見逃しがちな人や、ついスワイプして忘れてしまう人にとって、非常に便利な新機能です。
iOS 26.2 では、「設定」>「アクセシビリティ」>「オーディオとビジュアル」>「フラッシュ通知」に新たに「画面」オプションが追加されました。
これを有効にすると、通知を受信した際に画面が白く一瞬フラッシュし、新しい通知を視覚的に分かりやすく知らせてくれます。
常にマナーモードを使っている人や、最小限の干渉で通知を見逃したくない人におすすめです。
Web サイトにログインする際、iPhone は通常パスワード保存を提案しますが、過去に「このサイトでは保存しない」を選択した場合、そのサイトは iOS 26.2 から「除外された Web サイトを表示」としてまとめて管理されます。
「設定」>「アプリ」>「パスワード」から確認可能です。再びパスワードを保存したい場合は、除外リストから削除するだけで OK。アカウント管理の柔軟性と安全性がさらに向上しました。
これまで、連絡先に登録していない相手に AirDrop でファイルを送るには、「すべての人に 10 分間許可」を手動で有効にする必要がありました。
iOS 26.2 では、より柔軟で安全な 「ワンタイム AirDrop パスコード」機能が追加されました。
非連絡先ユーザーに AirDrop を送信すると、受信側の端末に一時的なパスコードが表示され、送信者がそのコードを入力すれば認証が完了します。
一度認証すると、30 日間は互いに AirDrop で表示され続け、再入力や連絡先追加は不要。ファイル共有がより直感的でスムーズになりました。
iOS 26.2 から、Apple Music はついに オフライン歌詞表示に対応しました。楽曲を端末にダウンロードしておけば、インターネット接続がなくても再生と歌詞表示が可能です。
ただし注意点として、iOS 26.2 以降でダウンロードした楽曲のみが対象となります。以前にダウンロードした曲は、再ダウンロードが必要です。
CarPlay 使用中、メッセージ App のピン留め会話が運転の集中を妨げると感じていた人に朗報です。
iOS 26.2 では、CarPlay の設定から ピン留めメッセージの表示をオフにできるようになりました。
画面がシンプルになり、運転中の安全性と集中力向上につながります。
以上が、iOS 26.2 で特に注目すべき 7 つの新機能です。そのほかにも、iOS 26.2 では iPhone 17 シリーズで報告されていた Ping の急変問題やモバイル通信の遅延問題が修正されたことも確認されています。
iPhone 17 シリーズのユーザーは、使用体験改善のためにも早めのアップデートをおすすめします。
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