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Apple Watch の高血圧検出と睡眠スコア、旧モデルも watchOS 26 へのアップデートで対応

今年の新型 Apple Watch は、ハードウェアのスペックがわずかに更新されたほか、「高血圧検出」と「睡眠スコア」という新しい健康機能も追加されました。ただし、これらの機能は新モデル専用ではなく、一部の旧モデルも watchOS 26 にアップデートすれば利用可能です。つまり、新しいApple Watchに買い替えなくても、最新機能を体験することができます。

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Apple Watch の高血圧検出機能:Series 9 以降のモデルに対応

まず、「高血圧検出」は Apple Watch Series 9 または Apple Watch Ultra 2 以降のモデルで利用可能です。この機能は、Apple Watch 裏面の光学式心拍センサーを用いて心拍や血管の反応などの継続的なデータを収集し、過去30日間の心拍や血管圧などの生理的データをアルゴリズムが解析して、ユーザーに慢性的な高血圧の「兆候」がないかを判断します。

もし継続的に高血圧の兆候が検出されると、システムがユーザーに通知を送り、専門的な医療機関での診察を促します。つまり、Apple Watchの高血圧検出は正確な血圧数値を直接測定するものではなく、長期的なデータをもとに「高血圧の可能性がある」と知らせる仕組みです。

日本ではまだ使えない

現在のところ、日本の公式ページには高血圧検出機能に関する記載がなく、現時点では利用できないと考えられます。ただし、過去の事例から見ても、今後のアップデートで新機能が解放される可能性があるため、期待して待ちましょう。

Apple Watchの睡眠スコア:全モデル対応、watchOS 26 にアップデートすれば使用可能

一方で、「睡眠スコア」の機能はより幅広く対応しています。watchOS 26 に対応しているすべての Apple Watch で、アップデート後すぐに使用可能です。

睡眠スコアは、Apple Watch を使ってユーザーの睡眠状態を追跡・分析します。具体的には、睡眠の持続時間、就寝時間の規則性、睡眠中の覚醒回数、各睡眠ステージの滞在時間などが含まれます。

毎朝、Apple Watch の「睡眠」アプリが前夜の睡眠スコアをまとめて表示し、どの点を改善すればより質の高い睡眠を得られるかをユーザーに伝えてくれます。

watchOS 26 の対応モデル一覧

最後に、watchOS 26 に対応しているモデルを整理しておきます:

  • Apple Watch Series 6
  • Apple Watch Series 7
  • Apple Watch Series 8
  • Apple Watch Series 9
  • Apple Watch Series 10
  • Apple Watch Series 11
  • Apple Watch Ultra
  • Apple Watch Ultra 2
  • Apple Watch Ultra 3
  • Apple Watch SE(第2世代)
  • Apple Watch SE(第3世代)

また、Apple Watch は iPhone とペアで使う必要があるため、iPhoneが iOS 26 に対応しており、かつアップデート済みであることも条件になります。iOS 26 と watchOS 26 は、正式版が 9 月 16 日(火)未明にリリースされる予定です。新機能を試してみたい方は、そのタイミングでのアップデートをお勧めします。

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愛麗絲