iPhone 15 から USB-C が全面採用されて 3 年目を迎えましたが、ご存知でしたか?実は Pro モデルを除くと、最新の iPhone 17 や iPhone Air でも、転送速度は依然として USB 2.0 の 480Mb/s にとどまっており、かつての Lightning とほとんど変わらないのです。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください!
iPhone 17・Air は今なお USB 2.0 仕様
今年発表された iPhone 17 と iPhone Air は、前モデルの iPhone 16 と同様に USB-C ポートを搭載しています。しかし、よく見るとこの 2 機種は依然として USB 2.0(最大480Mb/s)の転送速度しか対応していません。つまり、Lightning 時代と同じく、最新の A19 Pro チップ(ただし GPU は1基少ない)を搭載している iPhone Air でさえも、実質的な転送速度の向上は見られないということです。
一方で、iPhone 17 Pro および Pro Max は前世代と同様に USB 3(最大10Gb/s)に対応しており、高速転送が可能です。
Apple は依然として「Pro モデルこそ高速転送が必要」と考えている
一見すると、こうしたスペックの「差別化」に失望するかもしれませんが、製品のポジショニングという観点から見ると、Apple の戦略は理解できます。
iPhone Pro シリーズは、ProRes動画撮影や RAW 画像の大量保存など、クリエイティブ用途を重視した「プロ向け」モデルとして設計されています。したがって、大容量ファイルの転送ニーズが多く、高速な転送速度が求められます。
一方、iPhone 17 や iPhone Air は一般ユーザー向けに位置付けられており、主に日常の写真撮影、動画視聴、SNS などが用途の中心です。高速転送の必要性がそれほど高くないため、優先してアップグレードされていないというわけです。
「Pro モデルだけ USB 3 対応」は納得いかない?
たしかに、仕様だけを見れば不満に思うのも当然でしょう。「Pro モデルは USB 3 なのに、他のAndroid スマホではすでにもっと速いのが当たり前。なぜ自分の iPhone は 10 年以上前の規格なのか?」と疑問に感じる人もいるはずです。
USB 2.0 仕様は、そんなに深刻な問題?
でも、冷静に考えてみてください。実際ここ 1~2 年、標準モデルの iPhone 15 や 16 を使ってきた人たちに、「USB-C 端子の転送速度が 480Mbps しかないことが大きな不便につながったか?」と聞いてみると、多くの人は「特に問題なかった」と答えるのではないでしょうか。
もし答えが「ない」のであれば、わざわざこの数字にこだわる必要はないかもしれません。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください!
もっと読む
iPhone 16 が 1 万円値下げされても、やっぱり iPhone 17 を選ぶべき?
AirPods Pro 3 注目ポイントまとめ:音質・翻訳・心拍数まで進化!
iPhone 17 全モデルのカラー全 12 種を徹底解説!選び方のポイントも
iPhone 17 全シリーズの価格とストレージ容量一覧!iPhone 16 値下げ後の価格もまとめてみました
【Apple 発表会まとめ】iPhone 17 シリーズ・AirPods Pro 3・Apple Watch 11 シリーズの注目ポイントをチェック