Apple はまだ正式に iOS 26(以前は iOS 19 と呼ばれていた)をリリースしていませんが、先日公開された統計データによると、iOS 18 のアップグレード速度は昨年の iOS 17 を上回り、歴代でも最も速い普及ペースの一つとなっています。多くのユーザーがアップデート後にバグやバッテリー消耗、アプリの強制終了といった「不具合」に直面したにもかかわらず、その人気は衰えていません。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください!
iOS 18のアップグレード率が過去最高を記録
Apple が発表した最新のデータは以下の通りです。
iOS 18
- iOS 18 のインストール率は 82 %
- iPhone 13以降の機種では、88% が iOS 18 にアップグレード済み
- 全ての iPhone のうち、82% が iOS 18 をインストール済み
- 昨年同時期、iOS 17 は全 iPhone の 77% にしかインストールされていなかった
→ よって、iOS 18 は iOS 17 よりも明らかに速い普及率
iPadOS 18
- iPadOS 18 のインストール率は 71 %
- 過去 4 年以内に発売された iPad では 81% が iPadOS 18 をインストール
- 全体では 71% が iPadOS 18 にアップグレード
- 昨年同時期、iPadOS 17 のインストール率は 77%
▼ 今年のiPhone・iPadにおけるiOS 18 / iPadOS 18の普及率
▼ iOS 18 / iPadOS 18と昨年のiOS 17 / iPadOS 17の比較グラフ
iOS 18 のアップグレード率が高まった3つの主な理由
Apple はこの高速なアップグレードの背景に、ユーザーの新機能への期待があると説明しています。特に iOS 18 では、Apple Intelligence(AI機能)が追加されたことが大きな要因です。
1. Apple Intelligenceの登場
2024 年の WWDC で発表された Apple Intelligence は、iOS 18 の普及を後押しした要素の一つでしょう。
- 自動要約
- Genmoji(AI絵文字)
- 自動ライティングツール
- Siri と ChatGPT の連携 など
これらの新機能を体験するために、早期にアップグレードするユーザーが増えたと考えられます。
2. ホーム画面の自由度が向上
iOS 18 ではホーム画面のレイアウトがより柔軟になりました。
- アイコンのサイズ・色・配置
- ウィジェットのサイズと場所の自由なカスタマイズ
このような新しい体験は、多くのユーザーにとって新鮮だったことでしょう。
また、コントロールセンターの大幅リニューアルもありました。ボタン配置のカスタマイズ、多ページ構成の導入により、操作性が大きく向上したこともアップグレードの動機となったはずです。
3. 実用的な新機能の追加
iOS 18 では、日常で役立つ多くの新機能が追加されています。
- 車酔い軽減モード(アクセシビリティ)
- 写真から不要な要素を削除する機能
- メモの自動計算結果表示
- 計算機での通貨換算
- パスワード管理機能
- カレンダーと ToDo の統合
- 通話録音機能 など
こうした機能が、iOS 18 の魅力を高めているのです。
次は iOS 26 へ
まもなく、iOS の主役は iOS 26 に引き継がれます。
iOS 26 では、Apple がデザイン言語を統一することを目的に、iOS・iPadOS・macOS すべてにvisionOS の要素を取り入れるとされています。その結果、インターフェースや操作のロジックが多少変更される可能性があります。
これらの新システムは、日本時間 6 月 10 日午前 2 時(WWDC 2025)に発表される予定です。私たちも当日、最新情報をリアルタイムでお届けしますので、どうぞお楽しみに。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください!
もっと読む
OS 26(iOS 19)の新たな噂が浮上!4つの標準アプリに新機能追加でユーザー体験が向上へ