WWDC の唯一のハードウェア発表？Apple の「HomePad」に期待高まる - アップルジン

今年の WWDC 2025 は、これまでの噂ではハードウェアの発表はないとされてきました。しかし、開催直前のこのタイミングで、Apple が新しいスマートホームデバイスを発表する可能性があると海外メディアが報じています。

そのデバイスは、HomePod と iPad の機能を融合したような製品で、仮にここでは「HomePad（ホームパッド）」と呼んでおきましょう。

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「HomePad」は元々 3 月に登場予定だった？

Bloomberg の記者 Mark Gurman 氏によると、この「HomePad」は本来であれば 2025 年 3 月に発表予定でした。しかし、Siri と AI 機能の開発が難航し、予定が遅れているとのことです。

現時点では、2025年内に発売される見込みであり、アナリストの郭明錤氏は「2025 年第 3 四半期（WWDC～iPhone 発表の間）に登場する」と具体的に予測しています。

では、WWDC の場でこの新デバイスがサプライズ発表される可能性はあるのでしょうか？

9 月の iPhone 発表イベントのほうが注目度が高いのは事実ですが、今回の HomePad のようなソフトウェアとハードウェアを統合する新製品にとっては、WWDC のほうが最適な舞台ともいえます。

HomePad は新しい「homeOS」を搭載する見込み
　Apple としては、開発者に早めに新OSに触れてもらい、スマートホーム向けのアプリを開発してもらいたいはず。WWDC はそのための最良のタイミングです。
9月の発表イベントはすでに新製品で満載
　iPhone 17 全シリーズ、Apple Watch Ultra 3、M5 iPad Pro、AirPods Pro 3 などが発表されると予想されており、HomePad をしっかり紹介する時間がない可能性があります。
　それなら、WWDC で唯一のハードウェア発表として登場すれば、逆に注目を集めやすいというわけです。