Apple は本日(5 月 7 日未明)、iOS 18.5 RC(リリース候補)版を正式に公開しました。このRC版に致命的なバグが見つからなければ、来週にはこのまま正式版として一般ユーザー向けに配信される見込みです。
そこで今回は、iOS 18.5 RC に含まれる 12 の新機能と細かな変更点をまとめてご紹介します!
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください!
まず注目すべきは、2025 年の Pride 特別エディションとして登場する新しいレインボー壁紙「Pride Harmony」。
Apple Watch の Pride エディションバンドと同じく、多彩なレインボーカラーのブロックで構成され、iPhoneをロック・解除する際にストライプが動き、虹の流れるような動きが演出されます。
この壁紙は iOS 18.5 / iPadOS 18.5 / watchOS 11.5 にて提供され、アップデート後に「壁紙」の「Pride」カテゴリから選択可能です。
関連記事
Apple、2025 年の「Pride 特別エディション」を発表!Apple Watch 用レインボースポーツバンドと、新作レインボー壁紙が登場!
「設定」>「一般」>「AppleCare と保証」内の UI が刷新され、
各デバイスの保証状況がより分かりやすく表示されるようになりました:
一度 iOS 18.4 Beta に登場しながら正式版では削除された、「背面タップでバナー表示」機能が iOS 18.5 RC で復活!
「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」>「背面タップ」から「バナーを表示」をオンにすると、背面タップ時に画面上部に通知バナーが表示されるようになります。
iOS 18.5 RC では、メールアプリにも以下のような細かな変更が加えられています:
一部のユーザーから報告されていた、Apple Vision Pro アプリのブラックスクリーン問題が修正されました。
Apple News+ の「レシピ」機能に新たなウェルカム画面が追加。ユーザーをメインのレシピカタログへとスムーズに誘導してくれます。
iOS 18.5 RC からは、子どもがスクリーンタイムのパスコードを正しく入力すると、保護者に通知が届く新機能が追加されました。
設定は不要で、iOS 18.5 にアップデートすれば自動的に有効化されます。
iOS 18.5 RC では、iPhone 13 シリーズが通信キャリア提供の衛星通信サービスに対応しました。
注意点として、これは Apple 純正の「緊急 SOS 衛星通信」ではなく、T-Mobile×Starlink のようなキャリア独自のインターネット衛星サービスになります。
現時点では海外のみの対応です。
Google が推進する次世代メッセージ規格「RCS」について、iOS 18.5 ではインドの通信キャリアでのサポート範囲が拡大されました。
5G の SA(スタンドアロン)モードへの対応も一部通信キャリアで追加されました。4G に依存せず純粋に 5G のみで構築されたネットワークのことで、低遅延・高安定性・高速応答が特徴です。
これまで「使用済みパーツ」と表示されていた iPhone の修理履歴において、中国地域限定で「二手(中古)」と表記が変更されました。
中古部品が新品と偽って販売されることを防ぐ目的とみられます。
RC 版が 1 週間ほど問題なく検証されれば、5 月 13 日(火)未明に正式版として配信される見込みです。
正式配信後は、アップデート後の不具合報告や使用感レビューなども追ってまとめる予定です。
ぜひ参考にして、iOS 18.5 の新機能を体験してみてください!
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください!
もっと読む
【iOS 18 新機能】AirPods も進化!頭の動きで Siri 操作、声を分離、ゲーム音質強化など5つの注目ポイントを解説
iOS 18.4 で追加された「強調表示部分のリンクをコピー」機能とは?
iOS 18.4 バッテリー持ちテスト:iPhone 15 は最もバッテリー消耗が多く、最も電力を使うバージョン