来月に開催予定の Apple 秋季イベントでは、iPhone 17 シリーズが主役となるのは間違いありませんが、新型 Apple Watch も注目に値します。先日、私たちは Apple Watch Ultra 3 に関する情報をお伝えしましたが、今回は Apple Watch Series 11 について、現時点で分かっている噂をまとめ、発売 10 周年を迎える Apple Watch がどのように進化するのか見ていきましょう。
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「チップ」は Apple Watch が毎年必ず進化させるポイントで、Apple Watch Series 11 には新しい S11 SiP チップが搭載されると予想されています。処理性能や測定精度の向上に加え、よりコンパクトで省電力な設計となる可能性があります。これによりバッテリー持続時間が大幅に改善され、今後さらに多様な健康機能やスマート機能をサポートできるようになるでしょう。
5G が普及する中、Apple Watch Series 11 もついに 5G 通信に対応すると見られています。噂によると、GPS+セルラーモデルには MediaTek がウェアラブル向けに開発した低消費電力 5G RedCap チップが採用されるとのことです。スマートフォンのフルスピード 5G には及ばないものの、電力消費を大幅に抑えられるため、長時間駆動が求められる Apple Watch にとっては十分な性能です。
5G 対応により、通話・音楽ストリーミング・天気確認・地図閲覧など、あらゆる面で安定性と快適さが向上するでしょう。
長年噂されてきた「血圧測定機能」が、Apple Watch Series 11 で初登場する可能性があります。ただし、従来の血圧計のように直接的な測定値を表示するのではなく、長期的にユーザーの血圧傾向を追跡し、「高血圧の可能性」が見られた場合に通知する仕組みになるといわれています。これにより、異常があれば早期に受診するきっかけとなります。
しかし、Bloomberg の著名記者 Mark Gurman 氏によると、今年 3 月時点で Apple は血圧機能のテストに課題を抱えており、実装が遅れる可能性もあるそうです。
もちろん Apple Watch Series 11 は、watchOS 26 の新機能にも対応します。主な機能は以下の通りです。
さらに、海外メディアによれば、iOS 26 のコード内で Apple が「睡眠評価」機能を Apple Watch 向けに開発中であることが判明しています。これは前夜の睡眠の質を分析し、日中のコンディションを評価するもので、ユーザーが自身の体調を理解し、生活習慣や計画を調整するのに役立ちます。現時点で watchOS 26 にはこの機能が搭載されていないため、Apple Watch Series 11 専用の機能となる可能性が高いです。
Apple Watch Series 11 は、ちょうど Apple Watch 誕生 10 周年の記念モデルでもあります。業界では、このアニバーサリーモデルに Apple が何らかのサプライズを用意しているのではないかと予想されています。詳細はまだ明らかになっておらず、発表会での「One More Thing」に期待が高まります。
Apple Watch Series 11 は、順調にいけば来月の秋季イベントで iPhone 17 シリーズと同時に発表される見込みです。価格は従来通り 399 ドルからと予想されていますが、関税の影響次第では変動する可能性もあります。
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