iOS 18.2 新機能:音量上限の設定が可能に

iOS 18.2 新機能:音量上限の設定が可能に

iOS 18.2 へのアップデート後、Apple は新機能を追加しました。この機能を使えば、iPhone の音量に上限を設定することができ、過度な音量による聴力へのダメージを防ぐことができます。まだこの新機能を知らない方のために、以下で設定方法を詳しくご紹介します。

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iPhone 音量上限の設定方法

1. iPhone の「設定」アプリを開き、「サウンドと触覚」の項目を選択します。

2. 下にスクロールすると「音量制限」のオプションが表示されます。

3. 「音量制限」のスイッチをオンにします。その後、下にあるスライダーを使って音量の上限を設定します。最大で 90% までの制限を設定可能です。

この音量上限設定は主に音楽、映画、Podcast などのオーディオ再生時に適用され、聴力へのダメージを防ぎます。ただし、FaceTime、電話、アラーム音、システム通知音、そして「探す」の通知音には影響しません。

実際の使用感

例えば、音量上限を 30% に設定した場合、音楽再生時の音量が明らかに小さくなります。しかし、音量調整のスライダー自体は最大までスライド可能で、全体の音量が完全に 30% に固定されるわけではありません。

一方、90% に設定すると、より高い音量上限が設定されるため、スライダーが以下のような状態になります。

iPhone で聴力を保護するその他の方法

iOS 18.2 が提供する最大音量設定は、聴力保護のための1つの方法です。それに加えて、AirPods を使用している場合には、以下の2つの機能も活用できます。

  1. ヘッドフォン通知
  2. 大きな音量を低減

これらの設定は、「サウンドと触覚」メニューの一番下にあります。

  • ヘッドフォン通知
    過去7日間の平均最高音量を測定し、推奨される上限を超える場合に通知を送信します。また、自動的に音量を下げてくれます。
  • 大きな音量を低減
    ヘッドフォンで再生される音楽を分析し、設定したデシベル数を超える音量を自動的に下げます。

これらの機能を組み合わせることで、iPhone や AirPods を使用中の過度な音量による聴力へのダメージを防ぐことができます。

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