iOS 16.4 ベータ版から、iPhone の設定アプリ内の「一般」＞「ソフトウェア・アップデート」のメニューに「ベータ更新」（ベータ版をダウンロードしてインストール可能）が追加されました。
このアップデートにより、Apple の開発者プログラムに参加している人は、Apple Developer ウェブサイトから設定プロファイルをインストールする必要なく、直接 iPhone 上で iOS デベロッパーベータを有効にすることができます。
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iOS 17 開発者向けベータ版を無料で入手可能か？
このメニューは、iPhone のユーザーが Apple の開発者プログラムに登録する際に使用した Apple ID でサインインしている場合にのみ表示されます。将来の iOS リリースでは、設定プロファイルが機能しなくなるため、このメニューがデベロッパーベータを有効にする唯一の方法になると Apple は述べています。
この変更により、6 月の WWDC でリリースされる iOS 17 デベロッパーベータを、Apple の開発者プログラムに登録していない iPhone ユーザーは無料でインストールすることができなくなります。これまで、BetaProfiles.dev などのウェブサイトからプロファイルをダウンロードすることで、誰でも簡単に iOS デベロッパーベータを無料でインストールすることができました。
昨年、Apple は既に、開発者ベータプロファイルを共有するウェブサイトに対して取り締まりを行っています。BetaProfiles.com は、Apple との「法的戦い」を回避するため、8 月に閉鎖されました。また、Apple の弁護士は、IPSW.dev へのリンクを含む数十のツイートに対して Twitter に DMCA テイクダウン通知を提供しました。BetaProfiles.dev は現在も稼働しており、BetaProfiles.com とほぼ同じように見えますが、同じオーナーシップを持っているかどうかは不明です。
無料で iOS 17 Beta をダウンロードしたいユーザーはパブリックベータを待つしかない
Appleの開発者プログラムに 1 年 99 ドルを支払いたくない iPhone ユーザーは、おそらく 7 月にリリースされる iOS 17 のパブリックベータを待たなければなりません。ユーザーは無料で Apple のパブリックベータソフトウェアプログラムに参加することができます。
ユーザーは、IPSW ファイルを使用して引き続き iOS 17 デベロッパーベータを無料でインストールできるかもしれませんが、これが選択肢となるかどうかはまだ不明です。数年前、Apple はベータ IPSF ファイルのインストールを、Apple の開発者アカウントに登録されたデバイスに限定する方針をとっていました。Apple はこの以前の方針を再導入することがあります。少なくとも、設定プロファイルが廃止されることで、今後のタスクはより手間がかかるようになるでしょう。
Source：MacRumors
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