開発者は iOS 16.2 RC 版を利用できるようになりました。これには、さまざまな変更とアップグレードが含まれています。iOS 16.2 の新機能と変更点については、こちらの文章《iOS 16.2 新機能と変更点を紹介：Apple Music Sing、フリーボードなど》を参照しましょう。
まもなく iOS 16.2 の正式版を提供し、Apple のエコシステムに不可欠な機能「AirDrop」には「10分間にすべての人から受信」というオプションを導入する予定です。
👉iOS 16.2 アップデート提供開始：バグと不具合、バッテリーの減り
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください！
AirDrop 設定の新しい制限：10 分間にすべての人から受信
AirDrop 機能が導入された以来、AirDrop を設定するには 3 つのオプションがあります。「受信しない」は、誰かがあなたに何かをAirDrop する機能を完全に無効にします。「連絡先のみ」は、連絡先に保存されている人だけが AirDrop で何かを送ることができます。
近くにいる人なら誰でも AirDrop 経由でファイル、写真、またはその他のコンテンツを送信できる「すべての人」というオプションもあります。 これは、あなたが知っているかどうかに関係なく、あなたの周りの誰でもがあなたの iPhone を AirDrop のターゲットとして検出することができ、送信することもできます。
しかし先月に、中国の iPhone ユーザーから始めて、この設定に変更を加えました。 中国でのユーザーは iOS 16.1.1 および iOS 16.2 ベータ 2 では、「すべての人」というオプションを 10 分間しか有効にできませんでした。 そのオプションを選択すれば、AirDrop 受信できる時間は 10 分間になり、10 分を経つと AirDrop の設定が「連絡先のみ」に自動的に戻ります。
中国の抗議者が AirDrop を使用して、習近平と中国政府に反対するポスターやその他のコンテンツを広めていたため、Apple はこの変更に対して批判を集めました。中国政府は Apple に変更を要求したと考えられており、Apple はその要求に応じました。
iOS 16.2 から「すべての人」というオプションがなくなる
当時 Apple は、2023 年からこの制限をグローバルに拡大するとも述べていました。しかし、同社はこのタイムラインを早めたようです。
iOS 16.2 RC から、AirDrop の「すべてのユーザー」オプションに対する新しい制限がグローバルに適用されるようになりました。
もうすぐ iOS 16.2 の正式ばんをリリースしますので、知らない人からの「AirDrop」を防止するには、iOS 16.2 にアップデートしかありません。
Source：9to5Mac
併せて読みたい記事》
AirDrop できない、送れない時の対処法を紹介：エアドロップの使い方と設定方法
iPhone 住所、電話番号、メールアドレスを素早く入力する方法 – ユーザ辞書