LINE は 2025 年 9 月 22 日をもって Chrome ブラウザ版 LINE のサービスを全面終了することを発表しました。この変更は、アプリのインストールが禁止されている会社のパソコンや、Linux や Chrome OS などのユーザーに大きな影響を与える可能性があります。
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Chrome 版 LINE の終了とその影響
多くの人は手持ちのスマートフォンや PC に LINE アプリをインストールして利用しているため、Chrome 拡張機能として利用できるブラウザ版 LINE の存在を気づいていない人も多いでしょう。
しかし一部の社員にとっては、これが唯一 PC 上で LINE を利用できる手段となっていました。たとえば、勤務中はスマホの使用が禁止されている、またはアプリの勝手なインストールが許されていないような場合です。
LINE は、資源を集中するためとして、ウェブ版サービスの終了を決定したとしています。簡単に言えば、終了の理由は「維持に人手や資金をかけられないから」ということでしょう。
今後は Windows、Mac、スマートフォン用アプリのみを提供する予定で、次のような影響が考えられます:
- ソフトウェアのインストールが禁止されている会社のPCでLINEが利用不可
- Chrome OS や Linux 系統は完全にサポート外
- 古い PC や古い OS の使用者も LINE が使えなくなる
「サブ端末」とは?
LINE の公式発表の中で、「サブ端末」についての記述がありましたが、これはLINEが提供する複数デバイスで同一アカウントへのログインを可能にする新機能のことです。詳細な使い方や制限については下記の記事をご覧下さい。
代替案は?
正直なところ、このニュースを見て、すぐに Telegram や Google Chat、Messenger などの代替通信アプリを推奨する意見も多く見られました。
しかし個人的には、これらの代替案は LINE の Chrome 版の置き換えとしては簡単ではないと考えます。そもそも LINE を使っている理由は、相手や客様、取引元が LINE を使っているからであり、コミュニケーションがスムーズなのです。
Telegram や Google Chat は全ての人が使っているわけではなく、Messenger は Facebook アカウントを持っている人が多いので、わずかに代替案になりえる可能性があります。
ゆえに、もっと実際的な対処としては、iPhone や Android のアプリでの利用に戻るか、または会社に LINE アプリのインストールを申請するといった、正規な手段を検討するしかなさそうです。
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