最近ニュースで、「AI とまるで人間のように会話・議論・やり取りする人が増えている」と話題になっています。ChatGPT などでは事前にキャラクター設定、シーン設定、ルール設定などをしなければならず、しかもそれがうまくいくとは限りません。
今日は、そのような面倒さを省ける便利な AI ツール『Character.AI』をご紹介します。多彩なシーンモデルや AI キャラクターが最初から揃っており、外国語教師や面接官、アイドル歌手、恋人など、いつでもオンラインで自由に会話が楽しめます!
『Character.AI』の3つの特徴
私が使って感じた3つの特徴を紹介します:
- シーン・キャラクターの選択肢が非常に豊富
- あらゆるトピックに対して的確な内容を提供してくれる
- 音声によるやり取りが可能で、声の種類が豊富
ChatGPT や他の AI ソフトと比べて、『Character.AI』はあなたが設定したテーマに的を絞って話し続け、制限が少ないのが魅力です。たとえば英語学習をしたいとき、音声でのやり取りも無料で利用できます。
さらに、『Character.AI』はアプリ版もウェブ版もあり、非常に使いやすいです。
アプリ版
ウェブ版
多彩なシーン・キャラが自由に選べる
例えば、面接の準備をしたいなら「面接官」のキャラやシーンを検索できます。質問をされながら、実際の職種に応じた面接対話を練習できます。
語学学習用としても家庭教師タイプのキャラが豊富で、文字でやり取りしたり、ユニークな個性を持つ教師もいます。たとえば、私が「説明は中国語でお願いします」と言ったら教師が「何? 英語の授業で中国語?」と驚いたことも😅
アートの先生キャラもいて、どんな授業になるのか気になるところです(笑)。また、夜に誰かと話したくなったときに「相談できる心理カウンセラー」や「AI恋人」がいて、悩み相談やロールプレイも楽しめます。
さらには、韓国アイドルや歴史上の人物などのキャラもあり、「周子瑜と音楽作品について話す」「アインシュタインと時間の定義を議論する」なんてことも可能です。
聞くも話すもOKな音声機能
『Character.AI』には音声機能が充実していて、各メッセージの横にある再生ボタンで読み上げたり、画面上の音声機能で自動朗読もできます。
さらに「電話をかける」アイコンを使うと、まるで AI キャラと通話しているかのように対話できます。私は英語家庭教師と通話形式で会話練習することがあり、20 分くらい話しても負担にならず、間違いを恐れずに話せるのがとても便利です。
キャラクターのプロフィールから「音声」項目を開き、複数の声を選べます。音声に「誰が作ったか」が明記されていたら、それは実際のナレーターや声優による録音を元にしたものです。
自分だけのAIキャラクターを作成できる
内蔵キャラに満足できなければ、自分でAIキャラを作成することも可能です。ルールや性格、音声、シーンなどを自分好みに設定でき、かなり自由度が高いです。
設定したあなた自身のキャラ(たとえば「ストレートな性格」「陰鬱な性格」など)と名前・外見を登録すれば、どのAIと話してもあなたの個性が反映された対話体験になります。
Pro 版でさらに多くの機能を解放
『Character.AI』は無料でも十分使えますが、Pro 版に登録すると、より多くのモデル、強化された記憶機能、キャラ数の増加、応答の文字数制限の緩和などが可能になります。
私自身は無料版で多くの機能を使えており、対話回数が足りなくて困ったことはありません。基本的なチャット体験だけなら無料版で十分だと思います。もっと機能が欲しい方だけ、Pro版を検討すると良いでしょう。
個人情報の取り扱いに注意を
最後に注意点です。対話に没頭するとつい個人情報をうっかり入力してしまうことがありますが、『Character.AI』のプライバシーポリシーでは、ユーザーが提供した対話内容はプラットフォームに提出されたデータとして扱われ、セキュリティや製品改善、AI 訓練、問題調査のために「許可された担当者」(開発者、エンジニア、カスタマーサポート、政府機関など)がアクセスできると明記されています。個人情報の漏洩リスクを避けるため、注意してください。
もし心配であれば、登録時に「メールを隠す」機能などを使うのがおすすめです。
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