Apple が 5G 通信チップを独自開発しているという噂は以前から囁かれていましたが、ついに最新の iPhone 16e で「Apple C1」として正式に発表されました。
これは、Apple が Qualcomm 製チップへの依存から脱却する重要なマイルストーンとも言えます。
では、Apple が初めて独自開発した通信チップ「Apple C1」にはどのような特徴があるのでしょうか?
本記事では、C1 の主なポイントを分かりやすくまとめました。
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Apple は、初代 iPhone(2007年) の発売以来、モバイル通信技術をQualcomm や Intel に依存していました。
一時期、Intel製のベースバンドチップを採用したこともありましたが、「通信性能が悪い」とユーザーから不満の声が多く上がったため、その後は再びQualcomm製チップがメインとなりました。
昨年発売された iPhone 16 シリーズ でも、Qualcommのチップが使用されていました。
しかし、2019 年 7 月に Apple が Intel のスマートフォン向けモデム事業の大部分を買収したことをきっかけに、自社開発の通信チッププロジェクトが本格的にスタート。それから約6年の歳月を経て、ついに「Apple C1」が iPhone 16e に搭載されることになりました。
C1 の特徴の中でも特に注目すべきは、低消費電力 の性能です。Appleによると、Apple C1 は iPhone 史上最も省エネ性能の高いモデムシステム であり、iPhone 16eのバッテリー駆動時間は 最大26時間の動画再生が可能 となっています。
Appleの公表データをもとにすると、iPhone 16e のバッテリー持ちは、ほぼ同じサイズで同じ A18 チップを搭載する iPhone 16 より約 14% 向上 していることになります。
もちろん、通信の安定性やバッテリー駆動時間の詳細な検証は、iPhone 16e が正式に発売されてからでないと分かりません。しかし、Apple C1 が初めて登場したことで、将来の展望にも期待が高まります。
特に、今年 9 月に発表される iPhone 17 シリーズでは、Apple C1 がさらに進化する可能性 があります。もし C1 がさらに改良されれば、iPhone の「通信性能の不満」を解消しつつ、「バッテリー持ちの向上」という大きなメリットをもたらすことが期待されます。
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