Apple の紛失防止タグ「AirTag」は発売から3年以上が経過しましたが、アナリストによると、2025 年中に初のモデルチェンジが行われ、新製品は「AirTag 2」として登場する可能性が高いとのことです。現在、AirTag 2 のアップグレードに関する噂を5つのポイントにまとめました。主な改良点は、紛失防止・追跡機能の強化とプライバシー保護の向上です。
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1. AirTag 2 の外観はほぼ変更なし
まず、AirTag 2 の外観は現行モデルとほぼ変わらないとされています。囲碁の石のようなデザインを維持し、IP67 等級の防水・防塵性能を引き続き搭載。また、電源方式も取り外し可能な CR2032 ボタン電池を採用すると予想されています。
2. 新型 U2 超広帯域チップを搭載
Apple は 2023 年の秋の発表会で、新世代の超広帯域チップ「U2」を発表しました。このチップは、前世代の U1 に比べて接続検出範囲が3倍広がり、「精密な探しもの」機能をサポートします。これにより、紛失物の方向や距離をより正確に示すことが可能です。現在、iPhone 15、iPhone 16、Apple Watch Series 9 以降のモデルに搭載されています。
AirTag 2 もこの U2 超広帯域チップを搭載すると予想されており、ユーザーが紛失物をより速く、より正確に見つけられるようになります。さらに、逆に追跡防止機能の検出範囲も大幅に広がり、悪意ある追跡を防ぐことでプライバシー保護が強化されます。
3. スピーカーのデザインを刷新:音量アップと取り外し防止
AirTag の主な不満点の一つは「スピーカーの音量が小さい」ことです。追跡防止アラートが発動しても気づきにくいという声があります。そのため、AirTag 2 ではスピーカーのデザインが再設計されると噂されています。単に音量を大きくするだけでなく、スピーカーが取り外しにくくなる設計が導入され、追跡防止機能の安定性と信頼性が向上する見込みです。
4. visionOS が AirTag 2 に対応、「探す」機能を統合か
アナリストの郭明錤氏によると、「空間コンピューティング」は Apple が構築を目指す新しいエコシステムの一環とされており、Apple Vision Pro に搭載されている visionOS が他の Apple デバイスと連携する計画が進められています。AirTag 2 もこのエコシステムに統合される可能性があります。
詳細はまだ明らかになっていませんが、XR(拡張現実)を活用した「探す」機能が開発される可能性があり、Apple Vision Pro の画面上で物品の位置を具体的に表示できるようになると予想されています。
5. AirTag 2 は 2025 年中に発売、価格は据え置き
現在のアナリストの予測によれば、AirTag 2 は 2025 年中に発売される見込みです(WWDC 2025 で発表される可能性が高い)。ただし、外観の変更が少なく、内部部品や無線チップの小規模なアップグレードに留まるため、価格は据え置きとなり、1 個あたり 4,980 円で販売されると予測されています。
以上、AirTag 2 に関する5つの噂をまとめました。新しい情報が入り次第、いち早くお知らせしますので、続報をお楽しみに!
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