iPhone を紛失した際は非常に焦るものですが、幸いにも iPhone の位置情報機能を利用して、電源が切れている状態でも見つけることが可能です。しかし、その前に、非常に重要な機能を事前にオンにしておく必要があります。
今回は、iPhone が見当たらず、電源オフやバッテリー切れの状態で位置情報を得るために必要な重要な設定についてご紹介します。また、なぜ Apple が iPhone の電源がオフの状態で位置情報を特定できるのかについても説明します。
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iPhoneを見失い、電源オフやバッテリー切れの状態で位置情報を得たい場合は、iPhone の「探すネットワーク」機能をオンにすることが必須です。これにより、iPhone を Apple の「探すネットワーク」プラットフォームに登録し、iPhone が失われた際に電源オフやバッテリー切れの状態でも「探すネットワーク」プラットフォーム上で位置情報を取得することができます。
「探すネットワーク」機能をオンにするには、「設定」アプリ内の個人の Apple ID 機能にアクセスします。
次に、「探す」という機能オプションを選択し、iPhone の「探す」関連機能の設定を行います。
そして、「iPhone を探す」というオプションを選択します。
最後のステップは、「探すネットワーク」スイッチをオンにすることです。これをオンにすると、iPhone は電源オフやバッテリー切れの状態でも位置情報を特定できるようになり、見失ったiPhone を見つける確率が高まります。
「探すネットワーク」をオンにすると、iPhone を電源オフする際に、スライダーの下に小さなプロンプトが表示され、電源オフ後も位置情報が特定できることを知らせます。
これらのモデルには U1 チップが搭載されているため、iPhone が見当たらない、電源オフ、バッテリー切れの状態でも、低消費電力の Bluetooth を利用して他の iPhone とデータのやり取りをすることが可能です。
上記のモデル条件に加えて、iPhone のシステムも iOS 15 以降にアップグレードする必要があります。これにより、電源オフ後でも位置情報を特定できる「探すネットワーク」機能がサポートされます。
iPhone が電源オフやバッテリー切れの状態で位置情報を特定できる理由には3つの要素があります。
電源をオフにした後も、iPhone の内部部品の一部は極低電力で動作を続けており、一部のセンサーを稼働させたり、充電画面を表示するための電力を確保しています。
上記のように、電源オフ後も一定の電力が残されているため、低消費電力の Bluetooth モジュールを動かすことができます。
iPhone が電源オフやバッテリー切れの状態でも、低消費電力の Bluetooth モジュールを介して近くの iPhone と通信し、その iPhone が代わりに失われた iPhone の現在位置を「探すネットワーク」プラットフォームに伝えます。
この仕組みは、ネットワークに接続されていない AirTag が「探すネットワーク」で位置情報を特定できる原理と同様です。近くの他の人の iPhone が協力して、電源オフやバッテリー切れで見つからない iPhone の大まかな位置を「探すネットワーク」にアップロードし、iPhone の失主が「探す」アプリで現在の位置を確認できるようにします。
最後に、もし上記の詳細な説明を読む時間がない場合でも、重要なポイントをお伝えします。それは、iPhone の「探すネットワーク」機能を必ずオンにすることです。これにより、iPhone が見当たらず、電源オフやバッテリー切れの状態であっても、周辺の他のiPhoneを介して「探す」アプリで継続的に iPhone の位置情報を確認できるようになります。
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