アップルは 9 月 9 日(日本時間 10 日未明)に iPhone 17 シリーズを正式に発表する予定だ。最新の調査によると、米国の iPhone ユーザーの実に 68.3% がアップグレードを計画しており、市場の関心は高まり続けている。噂されているカメラモジュールの変更についても、大きな懸念にはなっていないようだ。
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発表直前、iPhone 17 へのアップグレード意向が上昇
発表会を前に、スマートフォンの価格比較サイト「SellCell」が米国の iPhone ユーザー 2,000 人以上を対象に調査を実施。その結果、68.3% の回答者が iPhone 17 シリーズへのアップグレードに意欲を示しており、昨年の iPhone 16 発表前の 61.9% を上回った。ユーザーの買い替え意欲が再び高まっていることがうかがえる。
調査では、フラッグシップモデルである iPhone 17 Pro および Pro Max が最も注目を集めており、アップグレード意向全体の 38.1% を占めた。また、「超薄型ボディ」を特徴とする新モデル iPhone 17 Air にも 13.5% の関心が寄せられた。

バッテリー持ちが最大の理由、AI 機能は二の次
数あるアップグレード動機の中で、最も多かったのは「バッテリー持ち」で53%。次いで「新デザイン・新機能」(36.2%)、「ディスプレイの表示品質」(34.3%)、「カメラ性能の向上」(28.1%)、「AI やソフトウェアの革新」(7.1%)という順だった。
一部では、今回のモデルでカメラモジュールが大型化し外観が大きく変わることを懸念する声もあったが、調査では価格が最大の懸念事項であることが示された。実に 68.9% のユーザーが「価格が高すぎる」としてアップグレードを見送ると答えた。また、現在使用中の iPhone に満足しているという理由で買い替えない人も 71.7% に上った。

「超薄型デザイン」への評価は賛否両論、折りたたみ機種も注目点に
iPhone 17 Air は極限まで薄さを追求したデザインを売りにしているが、この設計方針については意見が分かれた。47.5% は「バッテリー容量を犠牲にしても薄型を選ぶ」と回答した一方で、29.7% は「まったく興味がない」と答えている。
また、アップルから正式な折りたたみiPhoneはまだ登場していないものの、3.3% のユーザーが「折りたたみモデルを待つ」としている。仮に 2026 年までに発売されなければ、20.1% が Samsung に、10.2% が Google への乗り換えを検討すると答えており、アップルのブランド忠誠度に潜在的な影響を与える可能性がある。
価格の変動が購入判断を左右
新モデルの価格が大きく上昇した場合、36.8% のユーザーは「アップグレードを延期する」と回答。29.2% は「値上げ幅による」と答えた。価格に関係なく購入するとしたのは 34% にとどまり、価格戦略が今後もアップルにとって重要な要素であることが明らかになった。
まとめ:iPhone 17 の成否を握るのは価格とバッテリー性能
この調査から、米国の iPhone ユーザーはアップグレードに対して非常に高い関心を示しており、特にバッテリー性能とデザインへの注目が高いことがわかった。しかし、価格が最大の障壁であり、AI や折りたたみ機能といった新技術に対する期待には依然として温度差がある。アップルにとっては、スペックの向上と価格のバランスをどう取るかが、iPhone 17 の成功を左右する重要な鍵となる。
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