チャイナエアライン(華航)は、Appleの「AirTag」を活用した荷物追跡サービスの提供を発表しました。利用者が預け入れ荷物の中にAirTagを入れておけば、万が一荷物が行方不明になった際に、リアルタイムの位置情報を航空会社と共有でき、より効率的な「荷物の探索」が可能になります。
プライバシーにも配慮されており、より安心で便利なフライト体験が実現します。
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チャイナエアラインの AirTag 追跡サービスとは?
航空会社が一緒に探してくれるから、早く見つかる・簡単・安心
Apple は「iOS 18.2」で「持ち物の位置を共有」という新機能を導入しました。これは AirTag などの位置情報を一時的に第三者と共有できる機能で、「他人に協力してもらって探し物をする」ような使い方が可能になります。
この機能はリリース時から複数の航空会社と連携されており、主な用途が「預け荷物の追跡」です。そしてチャイナエアラインは、台湾で初めてこの機能に対応した航空会社となります。
日本在住の皆さんが台湾旅行を計画しているなら、チャイナエアラインを利用してこの新しいサービスを体験してみるのもおすすめです。
利用方法はとてもシンプル:
- 荷物の中に AirTag を入れておく
- 万が一荷物が紛失した際、iPhone の「探す」アプリで1回限りの位置共有リンクを生成
- このリンクを航空会社に送信すると、航空会社が一緒に荷物を探してくれる
この共有リンクは荷物が見つかると自動的に無効になり、ユーザー側から手動で共有を停止することも可能です。また、リンクは7日後に自動失効する仕組みとなっており、プライバシー保護も万全です。
【注意点】乗り継ぎ便で紛失した場合は非対応
ただし注意点として、他社便への乗り継ぎがある旅程で、乗り継ぎ後に荷物が紛失した場合は、チャイナエアラインでは対応できません。その際は該当の航空会社に問い合わせる必要があります。
現在 AirTag 追跡に対応している航空会社(18社):
- アエロリンガス航空(Aer Lingus)
- エア・カナダ(Air Canada)
- ニュージーランド航空(Air New Zealand)
- オーストリア航空(Austrian Airlines)
- ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)
- ブリュッセル航空(Brussels Airlines)
- デルタ航空(Delta Air Lines)
- ユーロウィングス(Eurowings)
- イベリア航空(Iberia)
- KLMオランダ航空(KLM Royal Dutch Airlines)
- ルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)
- カンタス航空(Qantas)
- シンガポール航空(Singapore Airlines)
- スイス インターナショナル エアラインズ(SWISS)
- ターキッシュ エアラインズ(Turkish Airlines)
- ユナイテッド航空(United Airlines)
- ヴァージン・アトランティック航空(Virgin Atlantic)
- ブエリング航空(Vueling)
紛失対策としておすすめのポイント
- スーツケースの内外に連絡先情報を記載
- 目立つ色や個性的なデザインのスーツケースやベルト・ステッカーを使用
- 古い荷物タグを取り除く
ちょっとした工夫で、荷物紛失のリスクをぐっと減らすことができます。
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