Apple Vision Pro は、アメリカ地域で発売されてから1か月以上経ちますが、他の海外国ではまだ「見えるけど買えない」状態が続いており、Apple も第二波の発売国リストを公開していません。
しかし、最近外国メディア MacRumors の情報によると、VisionOS 内で9か国の言語サポートが追加されることが発見され、これが Apple Vision Pro がより多くの国で発売される兆候であるかもしれないと示唆しています。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp と Twitter X @Applealmond1 をフォローしてください!
VisionOS のコードから漏洩、9か国での販売予定
現在、Apple Vision Pro はアメリカ地域でのみ発売されており、Apple の公式ウェブページには「現段階では Apple Vision Pro の UI、タイピングオプション、Siri 機能、ディクテーション機能は英語のみサポートされている」と明記されています。もちろん、他の国で発売する場合は、その国の言語をサポートする必要があり、ユーザーが便利に操作できるようになります。
最近、MacRumors は VisionOS のコードから Apple Vision Pro のバーチャルキーボードが次の 12 言語をサポートすることが発見されました:
- 広東語(香港)
- 簡体字中国語
- 英語(オーストラリア)
- 英語(カナダ)
- 英語(日本)
- 英語(シンガポール)
- 英語(イギリス)
- フランス語(カナダ)
- フランス語(フランス)
- ドイツ語(ドイツ)
- 日本語
- 韓国語
これは、Apple Vision Pro の第二波の販売国が中国、オーストラリア、カナダ、日本、フランス、ドイツ、韓国、シンガポール、イギリスになることを示唆しています。また、Macrumors は香港と台湾も販売候補リストに含まれる可能性があると考えています。
現時点で Apple は他の国の発売スケジュールについて詳細を明らかにしていませんが、アナリストの郭明錤は Apple 内部で今年の WWDC イベント前により多くの国で Apple Vision Pro を発売し、より多くの開発者に VisionOS を使用してもらい、VisionOS 2 の設計を進めることを望んでいると述べています。ですから、今後の 4、5、6 月の製品発表に期待することができます。
未発売国で Apple Vision Pro を使用する際の6つの制限
未発売の国で Apple Vision Pro を使用する際には、以下の6つの制限があります:
- Apple Vision Pro の UI、タイピングオプション、Siri 機能、ディクテーション機能は英語のみサポートされています。
- App Store はアメリカの Apple ID 地域設定が必要です。
- Apple Music、Apple TV での購入にはアメリカの Apple ID 地域設定が必要です。
- 視力矯正が必要な顧客の場合、ZEISS はアメリカの眼科専門家からの処方箋のみを受け付け、アメリカの場所にのみ出荷します。
- 地域または国による制限により、一部のアプリ、機能、またはコンテンツを使用できない場合があります。
- サポートサービスはアメリカでのみ提供されます。
他の国で販売が開始された際には、これらの制限が引き続き適用されると思われますが、特に最後の2点は未発売の国にとっては大きなデメリットとなります:機能のサポートが不確実であり、日本では故障や異常が解決できない可能性があります。
Apple Vision Pro は決して安価な製品ではありませんので、多くの方が不確実性の高い製品に多額のお金を払いたくないと思うでしょう。個人的には、日本での販売が確定し、対応するサポートサービスが利用可能になるまで、購入を待つことをお勧めします。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp と Twitter X @Applealmond1 をフォローしてください!
関連記事