iPhone が電池切れでシャットダウンしてしまったら、たいていの人はそのまま充電するだけで、特に何もせず放置してしまいますよね。
でも実は、最近の iPhone(iPhone 11以降、iOS 15以上)では、電源が切れた状態でも使える便利な機能がいくつか残っているってご存じですか?
今回は、iPhone が電池切れで電源が入らなくなっても使える“隠れ機能”を3つご紹介します!
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1. 電源オフでも位置情報の追跡が可能
iPhoneの電源が切れていても、「探す」ネットワークを通じて数時間~数日間は現在地を追跡することが可能です。
周囲にある他の Apple デバイスと連携し、あなたの iPhone の位置を地図上に表示してくれます。
利用条件:
- iPhone 11 以降のモデル
- iOS 15 以上
- 「iPhoneを探す」+「電源オフでも位置情報送信」をONにしていること
万が一の紛失や盗難時にも安心できる、強力なセキュリティ機能です。
2. 電源オフ状態でも「現在時刻」が表示される
バッテリーがゼロになって iPhone の電源が切れてしまっても、サイドボタンを長押しすると、充電を促す画面と一緒に“現在の時刻”が表示されます。
「完全に電源が落ちてると思ってたけど、時間だけ見れるなんて便利!」実は、これも iPhone 内部に残された“予備電力”のおかげなんです。
3. Apple Pay の「エクスプレスカード」が使える
設定で「エクスプレスモード」を有効にしておけば、iPhone の電源が切れても、Suica などの交通系 IC カード、車のデジタルキー、入館証などを使用することが可能です。
対応条件:
- iPhone XS以降の機種
- エクスプレスカードに対応したアプリ・端末とサービス(例:公共交通、鍵システムなど)
旅行や通勤中に電池切れになっても、改札を通れたり、ドアを開けたりできるのは安心ですね。
「電池切れ=完全に使えない」ではない理由
ここまでの機能を見て、「え、じゃあなんで“電源が切れた”状態なのにそんなことができるの?」と疑問に思うかもしれません。
でもよく考えてみてください。バッテリーが完全に空っぽなら、「充電してください」の画面すら表示されないはずですよね?
実は、iPhone が「電池切れでシャットダウンした」ときでも、内部には少量の予備電力が残されています。
この電力が、「探す」「Apple Pay エクスプレスカード」「時刻表示」などの最低限の機能をサポートしているのです。
「手動での電源オフ」と「電池切れ」は別物
ここで注意したいのが、「自分で電源を切った」場合と「電池切れで電源が落ちた」場合は動作が異なるという点。
先ほど紹介した3つの機能のうち、「探す」機能だけは手動で電源を切った場合でも利用可能ですが、
- 時刻表示
- エクスプレスカード
この2つは「電池切れでのシャットダウン時のみ」有効です。しかも、約 5 時間ほどしか動作しないため、使うタイミングには注意が必要です。
まとめ:電池が切れても、iPhone はまだ頑張ってる!
次回もしiPhoneの電池が切れても、「もう何もできない」とあきらめる前に、ぜひこの隠れ機能を思い出してみてください。
- 「探す」で位置を特定
- サイドボタン長押しで時刻確認
- エクスプレスカードで交通機関や鍵の使用
ほんのわずかな電力でも、あなたの生活をサポートしてくれる iPhone。さすが Apple のこだわりですね!
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