任天堂は今年の 4 月 2 日に、新型ゲーム機「Switch 2」を正式に発表する予定です。デザインの刷新はもちろんのこと、「性能の大幅な向上」が最大の注目ポイントとなっています。特に、初代Switchの最大の欠点とされていた「性能の低さ」によるゲームのカクつきやロード時間の長さは、多くのユーザーから批判されていました。
次世代コンソール(PS5、Xbox Series X)の登場により、その差はさらに広がっています。
では、「Switch 2」の性能はどれほど向上するのでしょうか?
最近、海外フォーラムでリークされた情報によると、最大で10倍以上の性能向上が期待されているようです。
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Switch 2 の性能は最大10倍向上か?
海外フォーラム「Famiboards」による最新の情報では、Switch 2 には NVIDIAのTegra T239 チップと 12GB の LPDDR5 メモリが搭載される見込みです。
以下に、リークされた詳細スペックと旧型 Switch との比較を示します:
仕様項目 | Switch 2(噂のスペック) | Switch 1(現行スペック) |
---|---|---|
チップ | NVIDIA Tegra T239 | NVIDIA Tegra X1 |
CPU | 8コア A78C | 4コア A57 |
GPU | Ampereアーキテクチャ(RTX 30シリーズ) 1 GPC / 12 SM / 1534 CUDAコア / 6 TPC / 48 第3世代Tensorコア / 2 RTXコア |
Maxwellアーキテクチャ 256 CUDAコア レイトレーシング・DLSS非対応 |
メモリ | 12GB LPDDR5(LPDDR5Xの可能性あり) | 4GB LPDDR4X |
携帯モード | CPU:1100.8MHz GPU:561MHz、1.72 TFLOPs メモリ帯域:2133MHz(68.26 GB/s) |
CPU:1020MHz GPU:307.2MHz、0.157 TFLOPs メモリ帯域:1600MHz(25.6 GB/s) |
ドックモード | CPU:998.4MHz GPU:1007.3MHz、3.09 TFLOPs メモリ帯域:3200MHz(102.4 GB/s) |
CPU:1020MHz GPU:768MHz、0.393 TFLOPs メモリ帯域:1600MHz(25.6 GB/s) |
性能の向上ポイント
リーク情報をもとに、Switch 2 の性能向上を以下のようにまとめることができます:
- CPU性能は約2~3倍向上
- GPU性能はドックモードで約7.86倍、携帯モードで約10.96倍向上
- メモリ帯域幅は約4倍向上
また、NVIDIAのTegra T239チップは、レイトレーシング、DLSS超解像、レイリコンストラクションなどの最新のGPU技術をサポートし、ゲームグラフィックスの大幅な向上が期待されています。
次世代据え置き機との差は依然として大きい
Switch 2 の性能は前世代から大幅に向上したものの、他の次世代据え置き機と比較すると依然として差があります。
具体的に、携帯モードのグラフィック性能は Steam Deck(1.6 TFLOPs)に匹敵し、ドックモードでは Xbox Series S(4 TFLOPs)に若干劣る程度です。
しかし、PS5(10.28 TFLOPs)や Xbox Series X(12.15 TFLOPs)とは大きな差があることが分かります。
Switch の魅力は性能ではない – 充実したゲームライブラリと遊び方の多様性
とはいえ、Switchシリーズの魅力はもともと性能ではなく、多彩なゲームラインナップと独自の遊び方にあります。
任天堂が「高性能」にこだわらないのは今に始まったことではなく、ファミリー層やライトゲーマーを中心に、豊富なゲーム体験を提供することに重点を置いています。
そのため、一般ユーザーにとっては、性能向上よりも「よりスムーズで快適なゲーム体験」の提供が最大のポイントとなるでしょう。
Switch 2 の正式発表を待とう!
最後に、Switch 2 は 2024 年 4 月2 日に正式発表予定です。以下の内容が公開されると期待されています:
- 新ハードウェアの詳細仕様
- デザインや機能の紹介
- 発売日と価格
- ローンチタイトル(ゼルダ、スプラトゥーンなどの新作発表?)
今後の発表に注目し、さらなる詳細が明らかになるのを楽しみに待ちましょう!
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