以前、中国の監督機関のデータで、iPhone 16 シリーズの有線充電速度が 45W に向上したことが示されており、充電にかかる時間が大幅に短縮されました。では、iPhone 16 の最大充電出力を実現するためには、何ワットの充電器を選べばよいのでしょうか?本当に最大 45W に達するのでしょうか?フル充電にはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp と Twitter X @Applealmond1 をフォローしてください!
iPhone 16 の平均充電出力は約 23W
海外のテクノロジーメディア「ChargerLAB」は、Apple 純正およびサードパーティの充電器を使用して iPhone 16 シリーズの充電出力をテストしました。
iPhone 16 に Apple 純正充電器を使用した場合、30W 以上の充電器であれば、平均して 23W 程度の充電出力が得られます。
▲ 画像出典:ChargerLab
サードパーティ製の充電器を使用した場合も、少しだけ出力が増加し、24W や 25W 程度の充電出力が得られましたが、テストした中で最も低出力のものは 25W の充電器でした。
▲ 画像出典:ChargerLab
iPhone 16 Pro の平均充電出力は約 30W
iPhone 16 Pro については、ChargerLAB のレポートによれば、MacBook Pro の 140W 充電器を使用して iPhone 16 Pro Max を充電した際、最大充電出力(ピークパワー)は 37W に達しましたが、それ以上は上がらず、噂されていた 45W の出力には達しませんでした。
▲ 画像出典:ChargerLab
ただし、これはピーク時の数値であり、常にこの出力を維持するわけではありません。
実際のテストでは、平均して 30W 前後の充電出力が得られました。140W、96W、67W、35W の MacBook Pro 用充電器のいずれを使用しても、30W 以上の充電器であれば、平均して 30W 程度の充電出力となりました。
▲ 画像出典:ChargerLab
ただし、87W の充電器は旧型のため、規格や電圧の設計が異なり、平均 25W 程度の充電出力しか得られませんでした。
サードパーティ製充電器を使用した場合も、最高で 32W 程度の出力が得られましたが、30W との差はそれほど大きくありません。
▲ 画像出典:ChargerLab
iPhone 16 Pro Max のフル充電には約2時間
さらに、70W の充電器を使用して iPhone 16 Pro Max を 0% から 100% まで充電するには、約 2 時間 20 分かかります。
ChargerLab がシェアしたテスト結果によると、30 分後には 50% まで充電され、充電速度はその後徐々に減速し、約 1 時間で 80% に達します。その後、充電出力は 8W 以下に落ち、最終的に 2 時間 20 分でフル充電が完了しました。
▲ 画像出典:ChargerLab
また、ChargerLab によると、iPhone 16 は iPhone 15 よりも充電時の温度管理が優れており、15 分間の充電後には最高 37 度に達し、その後は温度が下がり、40 分後には 33 度まで下がるため、使用時にそれほど熱く感じません。
iPhone 16 の充電器の選び方:まとめ
まとめとして、iPhone 16 Pro シリーズの有線充電出力はピークでも 38W 程度で、噂されていた 45W には達しておらず、平均では 30W 前後です。iPhone 16 の平均充電出力は約 23W です。
iPhone 16 や iPhone 16 Pro で最大の充電出力を得るには、30W 以上の充電器を使用する必要があります。MacBook Pro 用の充電器やサードパーティ製の 30 W以上の充電器が適しています。
そのため、iPhone 16 用の充電器を選ぶ際は、30W 前後の充電器を選ぶことで、iPhone 16 の平均23W、iPhone 16 Pro の平均 30W の充電出力を実現できます。MacBook Pro の充電器と共用したい場合は、30W 以上のものを選ぶのが理想です。
また、70W の充電器を使用して iPhone 16 Pro Max をテストしたところ、前述の通り、平均して 30W 前後の充電出力が得られ、フル充電には約 2 時間 20 分かかることがわかりました。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp と Twitter X @Applealmond1 をフォローしてください!
関連記事