macOS Sonoma は先週正式にリリースされましたが、この度、iOS や iPadOS の「Web アプリ（ウェブアプリ）」機能が Mac にも移植されました。この機能を利用すると、よく使うウェブページを独立したアプリとして作成し、より直感的でシンプルで便利にブラウジングできます。ここでは、macOS Sonoma の Web アプリ（ウェブアプリ）機能の使い方をご紹介します。
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macOS Sonoma の Web アプリ（ウェブアプリ）機能は、文字通り、よく使うウェブページをアプリスタイルに変換して、Dock や Mac の起動パッドに配置することができる機能です。
そして、macOS Sonoma の Web アプリ（ウェブアプリ）は、iOSが単純にホーム画面にウェブページのショートカットを置くだけでなく、実際にウェブページをアプリとして作成し、メニューバーを表示したり、通知をポップアップさせたり、専用の設定を個別に調整できるようにするなど、通常のアプリのように操作できます。
Safariでウェブページを閲覧しているとき、Web アプリ（ウェブアプリ）の作成ボタンを2か所から探すことができます：
クリックすると、Web アプリ（ウェブアプリ）の表示名、リンクURL、アイコンイメージを編集できます。
ここで特に注意すべきは、アイコンイメージは、なるべく「正方形のデザイン」を使用し、サイズも大きすぎないようにすると、より完全に表示されます。最も理想的な画像は、スマートフォンのアプリアイコンのようなものです。
調整が完了したら、「追加」をクリックすると、ウェブページがアプリとして作成され、DockやMacの起動パッドに表示されます。位置はドラッグ＆ドロップで自由に調整でき、Dockから直接削除することもできます。
これからは「それは通常のアプリである」という考え方で、このWeb アプリ（ウェブアプリ）を使用してください。
Web アプリ（ウェブアプリ）を開くと、独立したウィンドウでウェブページのリンクが表示されます。また、下の図からもわかるように、システムがそれを独立したアプリとして扱っていることが確認できます。Dock上にも、アプリが起動中であることを示す黒点が表示されます。
サイトがプッシュ通知に対応している場合は、独立した通知アラートが表示されます。許可を設定した後、Web アプリ（ウェブアプリ）の通知を独立して受信できます。また、後でMacのシステム設定で通知設定を調整することもできます。
しかし、システムのバグかどうかは不明ですが、現在までにWeb アプリ（ウェブアプリ）からの通知を一度も受け取っていませんので、これは今後の観察課題となります。
メニューバーは通常どおり使用でき、特に設定部分について説明します。設定では、表示名、リンクURL、アイコンイメージを再設定することができます。
また、「ナビゲーションコントロールを表示」はオフにすることをおすすめします。オンにすると、ウィンドウ名が上部に追加表示されるため、シンプルで見やすくなり、深い色の背景のページでは文字が見えにくくなります。実際には特に新しい機能はないので、特にオンにする必要はありません。
ウェブサイトがマイクやフロントカメラなどのプライバシー関連の機能を使用する場合、この設定でプライバシー設定を行うこともできます。
Web アプリ（ウェブアプリ）を削除するには、通常のアプリと同じ手順で行います。起動パッドを開く→アプリアイコンを長押し→ Xをクリックして削除。ただし、アプリが起動している間は削除できません。アプリを終了してから（黒点が消えてから）削除してください。
これで macOS Sonoma の Web アプリ（ウェブアプリ）機能の説明を終了します。よく利用するウェブサイトをWeb アプリ（ウェブアプリ）として使うことをおすすめします。たとえば、SNSプラットフォーム（Instagram、X、メール、Facebookなど）、業務用のバックエンド、データレポートページなどが考えられます。
この機能を利用すると、スマートフォンでアプリを使用するのと同じように、速くて便利になり、通知を独立して受信することができ、ブラウザのタブを占有することもありません。最も重要なのは、通常のアプリの考え方を適用するだけで、使用感が非常に良いことです。みなさんも、自分の Mac でこの機能を試してみてください。
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