Apple はこれまでスマートホーム分野で慎重な姿勢を貫いてきましたが、今回はついに 家庭でのテクノロジー活用を変える可能性のある新デバイス を投入するようです。
それが、7インチディスプレイを搭載し、Siri と Apple Intelligence に対応するスマートホーム中枢デバイス。Bloomberg の著名記者 Mark Gurman 氏によると、この製品は早ければ年内に発表される可能性があります。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください！
開発は最終段階？Apple 社内で家庭試用テストも開始
当初は今年春に発表される予定でしたが、開発上の複数の課題によりスケジュールは延期されました。しかし現在、Apple 内部では一部社員がこのデバイスを家庭で試用する「社内テストプログラム」が始まっており、製品化は最終段階に入っていると見られます。
スマートホームのハブとなる8つの主な特徴
現在出回っている情報によると、この製品は単なる「画面」ではなく、Apple 製品群を繋ぐ中核的な役割を担う存在になるようです：
- 7インチの正方形ディスプレイ（やや厚めのベゼル）
- FaceTime 対応のフロントカメラ搭載
- 充電式バッテリー内蔵（常時接続不要）
- 新 OS「homeOS」を搭載、スマートホーム専用に設計
- スタンバイモードに似たダッシュボードUI
- HomeKit 対応スマート機器を操作可能
- Apple Intelligence と深く統合
- Apple 製ネイティブアプリが複数利用可能
この設計を見る限り、Apple はこのデバイスを「家庭内のデジタルアシスタントの中核」と位置づけているようで、照明の制御、ビデオ通話、天気確認、スケジュール管理 などをこの1台で簡単にこなせるようになると期待されています。
本来はもっと早く登場するはずだったが…AI の遅れで延期
実はこの製品、もともとは iOS 18.4 と同時に発表される予定 でした。しかし、Apple の AI 戦略が想定よりも遅れており、Sir iと Apple Intelligence の進化が追いつかなかったため、スケジュールが後ろ倒しになったのです。
Apple 自身も「個別化された Siri や Apple Intelligence のフル機能は、今後1年をかけて段階的にリリースされる」と明言しており、このスマートホームデバイスも当初は 2026 年以降の発売になると予測されていました。しかし、今回の新情報では年内にも登場する可能性があるとされ、Apple が重要な課題をすでにクリアしたのではとの見方も出ています。
実はもう一つの野心的プロジェクトも存在？
この7インチ中枢デバイスとは別に、Apple はさらに大胆な AI 家電を開発中と言われています。それが、機械アームを搭載したハイエンドなスマートディスプレイ。
この装置はユーザーの動きに合わせて画面の向きを変えるだけでなく、「AI の人格」も内蔵されていると噂されており、まさに「家の中のパーソナルアシスタント」を目指したプロジェクトです。
ただし、技術的なハードルが非常に高いため、発売は少なくとも1年以上先送りされており、一部の高度な機能は現在開発中止となっている模様です（今後のバージョンで復活する可能性あり）。
ちなみに、Apple は最近、自動で角度調整が可能な「スマートデスクライト」も試作しており、これもロボットアームのような動きができることから、次世代プロジェクトとの関連が注目されています。
まとめ：今年は「本命スマートホーム中枢装置」に期待
「動く AI ロボット」が本当に登場するのかはまだ不透明ですが、まずは年内発表が期待されるスマートホームコントロールセンターに注目が集まります。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください！
もっと読む
画面付き HomePod に加え、Apple TV や HomePod mini も来年アップデートの可能性