みなさんは、iOS 18 に搭載された「車両モーションキュー」、通称「乗り物酔い防止モード」を使ったことがありますか?
この機能、実際に使ったユーザーの9割以上が「効果を実感した」と回答するほど人気で、車内で iPhone を見ていても酔いにくくなったと話題になっています。
そしてついに、この便利な機能が今秋、macOS 16 にも搭載予定であることが Apple から正式に発表されました!
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注目ポイントまとめ
- 「車両モーションキュー」機能が macOS 16 に登場
- 乗車中に Mac を使用しても酔いにくくなる
- これまで iPhone・iPad 専用だったが、MacBook でも利用可能に
- アニメーションの「点」の動きはカスタマイズも可能
- 出張・旅行中に Mac を使う人にはうれしいアップデート!
Mac でも「乗り物酔い防止モード」が使える時代へ
Apple は 2025 年 5 月 14 日に、今年秋に提供予定のアクセシビリティ関連機能のアップデート内容を発表しました。その中のひとつが、iOS 18 で好評だった「車両モーションキュー」を macOS 16 にも対応させるというニュースです。
下記のイメージ図のように、車両の移動にあわせて画面上に白い「点」が反対方向に動くアニメーションが表示されます。
この視覚効果により、「目に見える動き」と「身体で感じる動き」のズレを補正し、酔いを軽減してくれるのです。
なぜ「点」が動くだけで酔いにくくなるの?
Apple の研究によると、乗り物酔いの多くは「視覚」と「三半規管などで感じる身体の動き」が一致しないことによって起きるといいます。
たとえば、電車やバスの中でスマホ画面をじっと見つめていると、身体は動きを感じているのに、目に見える画面は静止しているため、脳が混乱してしまい、酔いやすくなるのです。
その解決策が「車両モーションキュー」。
iOS 18 以降では、設定をオンにすると画面の端に小さな点々が現れ、車の加速やカーブに合わせて動く視覚的な「モーションヒント」が表示されます。
これにより、脳が「今は移動中なんだ」と理解しやすくなり、酔いを感じにくくなるというわけです。
iPhone・iPad では今後「点の動き」をカスタマイズ可能に!
今回のアップデートでは、Mac への機能追加だけでなく、iPhone・iPad 版の「車両モーションキュー」も進化します。
今後は、表示されるアニメーションの点を自分の好みに合わせてカスタマイズできるようになり、より快適に使えるようになるとのこと。
どのような設定が可能になるのか、詳細は正式リリース後に改めて紹介する予定です。
出張や旅行中にMacで作業する人にこそ試してほしい!
長距離バス、特急電車、高速鉄道などで MacBook を使って仕事や動画編集、資料作成をしていると、酔ってしまって集中できない…という方も多いのではないでしょうか?
今後はこの「防酔モード」のおかげで、長距離移動中でも快適に作業ができる未来がやってきそうです。
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