先月発表された Apple の新型 M4 Mac mini が、再び Apple ファンたちの熱い議論を巻き起こしています。この小型デスクトップは、極限まで小型化されたサイズと流線型のデザインが注目を集めていますが、最も話題となっているのは電源ボタンの位置です。今回、Apple は電源ボタンを本体の底部に配置しており、このデザインが大きな議論を呼んでいます。
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ほとんど使わない電源ボタン:Apple のデザインに込められた考え
Apple のマーケティング担当上級副社長 Greg Joswiak(ジョズ)とハードウェアエンジニアリング担当上級副社長 John Ternus の説明によると、このデザインは Mac mini のサイズが従来の半分にまで小型化されたことに由来しています。
Apple は、テクノロジーの進化に伴い、日常の使用で電源ボタンをほとんど使用しなくなったと考えています。多くの人は Mac mini を待機状態またはスリープ状態のままにするため、電源ボタンが底部にあっても大きな不便はなく、全体の美観を保つことができると Apple は述べています。
「実際、電源をオフにするのは年に 10 回もない」というユーザーが多いのも事実です。これは2人の高官だけでなく、多くのネットユーザーが同様の意見を述べていました。
Apple のデザイン哲学に戻ると、電源ボタンは本体デザインにおいて主要な要素ではなく、シンプルで極限のサイズ縮小を追求するための空間をデザインチームに与えたと考えられています。
Apple は電源ボタンの使用頻度が少ないと考えていますが、創造力あふれるネットユーザーたちは DIY の解決策を見つけ、電源ボタンの使いにくさを解消するための補助ツールを開発し、GitHub で公開しています。
その一つの解決策として、Mac miniの底部に円盤状の突起を設置し、ボタン部分に凸をつけることで、本体を押すと電源ボタンがその凸に触れる仕組みを導入しています。
また、別の「iFixTheButton」というてこの原理を活用したデザインでは、一方を押すともう一方が持ち上がる仕組みで電源を入れるよう工夫されています。これらのデザインは創意工夫に富んでおり、ユーザーが製品の使用体験に高い関心を寄せていることが伺えます。
性能アップと据え置き価格
電源ボタンのデザインについての議論はありますが、新しい Mac mini には M4 と M4 Pro の 2モデルが搭載され、メモリ容量も 16GB にアップ。さらに本体は大幅に小型化され、全てのポートが Type-C に置き換えられました。それでも価格は 94,800 円からとほぼ据え置きで、もうすでに販売中。
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