《比較》iPad 10 世代買うべきか？iPad Air を選んだ方が良いかも

10 月に Apple が新製品のイベントを開催せず、Apple 公式サイトでプレリリースという形で新製品（iPad 10 世代と M2 iPad Pro）を発表しました。スペックなどをよーく見たら、最新の iPad 10（第 10 世代）は iPad Air 5（第 5 世代）とほぼ変わらないことを気付きました。

一体、iPad 10（第 10 世代）と iPad Air 5（第 5 世代）の違いは何でしょうか？買うならどう選ぶでしょうか。

この記事は、iPad 10（第 10 世代）を買うべきかどうか iPad Air 5（第 5 世代）との選び方を説明していきます。

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iPad 10 世代と iPad 5 世代の違いまとめ

iPad 10 世代と iPad 5 世代を比較してみたら、違うところは以下となります。

本体のサイズと重量
内蔵チップ
画面表示
USB-C 転送速度
フロントカメラ
対応できる Apple Pencil のモデル

iPad 10 世代は更に大きく、重く

	iPad 10	iPad Air 5
高さ	248.6mm	247.6mm
幅	179.5mm	178.5mm
厚み	7mm	6.1mm
重量	477g（Wi-Fi 版） 481g（Cellularモデル）	461g（Wi-Fi 版） 462g（Cellularモデル）

iPad 10 世代のデザインは iPad 5 世代と比較してみたら、パッとみたらそんなに変わっていないに見えていますが、実機を手にすると iPad 10 世代のサイズと重量が大きくて重くなりました。

ちなみに、ケースの互換性については、iPad 5 世代のケースは iPad 10 世代に装着不可ですので、ご注意ください。

携帯性なら、iPad 5 世代の方が良いかもしれません。

iPad 10 世代に A14 Bionic チップを搭載、性能は普通だが十分

	iPad 10	iPad Air 5
プロセッサー	A14 Bionic	M1
スペック	6 コア CPU（2 + 4 ） 4 コア GPU 16 コア NPU	8 コア CPU（4 + 4 ） 8 コア GPU 16 コア NPU
メモリ	4GB	8GB

プロセッサーについては、iPad 10 世代に A14 Bionic チップを搭載しています。当初、このチップは iPhone 12 と iPad Air 4 が搭載されているプロセッサーです。簡単なメモを取ったり、文章を作成したり、動画を視聴したり、ゲームしたりするなら A14 チップは十分でしょう。

でも、iPad を使って、動画や画像を編集したり、音楽をプロデュースしたりすると少し性能不足でしょう。そして、4 GB のメモリしかないので、同時に複数のアプリを使うと性能が落ちてしまいます。

iPad Air 5 世代には、Apple シリコン M1 チップを搭載していますので、間違い無く性能としては iPad Air 5 世代の方が良いでしょう。日常に使うと、M1 は性能過剰でしょう。

簡単に言えば、先ほど挙げた例のニーズ（メモ、ゲーム、動画など）でしたら、iPad 10 世代で良いのですが、コンテンツの生産を重視ていれば、iPad Air 5 世代の方が良いかもしれません。

あとは、これからリリースする「iPadOS 16.1」の「Stage Manager（ステージマネージャー）」機能を使いたければ、iPad 10 世代の A14 チップが対応できないので、iPad Air 5 世代の一択となります。

iPad 10 世代のディスプレイが大きくなったけど、パフォーマンスは同じ

フルスクリーンになった iPad 10 世代は、iPad Air 5 世代と同じ 10.9 インチですが、ディスプレイの効果はあんまり変わっていません。

	iPad 10	iPad Air 5
ディスプレイ	10.9 インチ Liquid Retina	10.9 インチ Liquid Retina
解像度	2360 x 1640	2360 x 1640
輝度	500 nits	500 nits
その他	耐指紋性撥油コーティング sRGB True Tone	耐指紋性撥油コーティングフルラミネーションディスプレイ反射防止コーティング広色域ディスプレイ（P3） True Tone