iPhone の Apple ウォレットは、これまでクレジットカードや交通系IC、チケット、デジタルキーなどを保存・利用できる便利な機能として広く使われてきました。
さらにアメリカでは、運転免許証や社会保障番号(SSN)といった各種デジタル身分証の対応も進んでおり、iOS 26 以降ではデジタルパスポートの作成も可能になっています。これにより、空港での搭乗手続きや身分確認にも活用される見込みです。
しかし、これらのデジタル証明書機能はこれまでアメリカ国内に限定されていました。
そんな中、Apple は本日、アメリカ以外で初めて「Apple ウォレット」に公的なデジタル証明書が追加可能になる国として、日本を正式に発表しました。
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日本で発行されているマイナンバーカード(個人番号カード)は、IC チップを搭載したカードです。カードには氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)、証明写真などの情報が記載されています。
Apple の発表によると、マイナンバーカードアプリを利用することで、マイナンバーカードを Apple ウォレットに追加できるようになります。
マイナンバーカードを Apple ウォレットに追加することで、以下のようなシーンで実物カードを持ち歩かなくても利用できるようになります:
すべて iPhone 上の Apple ウォレットからデジタルで完結できるようになり、日常生活での利便性が大幅に向上します。
今回の日本での対応は、Apple ウォレットにとっても大きな意味を持ちます。
日本は、アメリカ以外で初めて Apple ウォレットにデジタル ID が対応した国となり、今後他国への展開も期待される象徴的なスタートと言えるでしょう。
日本国内の iPhone ユーザーにとってはもちろん、Apple のグローバルなデジタル身分証戦略における重要な転機とも言えるこの発表。今後の展開にも注目が集まりそうです。
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