Googleは先日開催された開発者イベント「Google I/O 2025」にて、Gemini AI を搭載した新型スマートグラスを披露し、Android XR プラットフォームの本格展開を打ち出しました。
一方で、「Apple のスマートグラスはどうなったの?」という声も再び注目を集め始めています。
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Bloomberg(ブルームバーグ)の最新報道によれば、Apple は 2026 年末までに自社初のスマートグラスを発売することを目指しているとのことです。
このスマートグラスは Vision Pro のような没入型 AR デバイスではなく、日常利用を前提とした軽量・シンプルなスタイルになるとされています。
また、Apple Watch に搭載されているのと同様の省電力チップアーキテクチャを採用し、他社製 OS には依存せず、Apple 独自のハードウェア・ソフトウェアで完結する仕様が予定されています。
このように、スマートグラスというよりも「iPhone の機能を補完するウェアラブルデバイス」としての立ち位置になる見込みです。
外見・機能面ともに、Meta の Ray-Ban や Google の Gemini グラスよりも高い完成度が期待されています。
Google は今回の I/O で、Gemini AI と Android XR を軸に、以下のようなスマートグラス体験を発表しました:
Google は Samsung や Xreal と連携してハードウェアを開発し、さらに Gentle Monster や Warby Parker といった人気ファッションブランドとのコラボも展開。
「かけたくなるスマートグラス」を目指して、開放型エコシステムと多様なデザイン戦略を組み合わせたアプローチを取っています。
Apple はハードウェア・ソフトウェア・AI モデルすべてを自社で設計・開発し、iPhone や AirPods とのシームレスな連携を重視する戦略です。開発・リリースのスピードでは劣るものの、全体的な完成度やユーザー体験の一貫性に優れるのが特徴です。
現在、Apple は年内に大量のプロトタイプを製造し、社内テスト・検証に使用する予定です。このスマートグラスの開発コードネームは「Atlas」で、Appleの製品システム品質部門(Product System Quality)が主導しています。
さらに軽量版の visionOS(Vision Pro で使われている OS)も開発中で、このスマートグラス専用に最適化される見込みです。
Google がスマートグラスを「日常のツール」として一気に前進させる一方で、Apple はじっくりと基盤を固め、完成度の高い体験を追求しています。
もし Apple のスマートグラスが予定通り登場すれば、日常に溶け込む“かけたくなるApple製品”として、大きな注目を集めることは間違いないでしょう。今後も引き続き、その動向から目が離せません。
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