今日(7 月 25 日)、Apple は「アップルマップウェブ版」の正式リリースを発表しました。これにより、アプリをダウンロードする必要もなく、Apple ID でログインする必要もなく、ブラウザから簡単にアップルマップを利用できるようになり、クロスシステムでの使用がより便利になります。
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アップルマップウェブ版登場:ブラウザで開くだけで簡単に利用可能
アップルマップウェブ版の利用方法は非常に簡単です。ブラウザを開き、下記のリンクをクリックするだけで、Apple ID にログインすることなく地図を閲覧できます。
アップルマップウェブ版:こちらをクリック
ただし、現在アップルマップウェブ版は Safari、Chrome、Edge の3つのブラウザのみ対応しており、Firefox や Arc などのブラウザでは「対応していません」と表示されます。
アップルマップウェブ版の機能紹介
ここでは、アップルマップウェブ版で利用可能な機能をご紹介します。
アップルマップはまだテスト段階にあるため(左上に「Beta」の文字が表示されます)、現在は英語のインターフェースのみが提供されています。また、3D 地図、ストリートビュー、天気情報、交通情報の報告などの複雑な機能はまだ使用できません。これらの機能は今後のアップデートで改善される予定ですが、基本的な地点検索、ルート計画、旅行ガイドなどは問題なく利用できます。
日本語での地点検索が可能
現在、アップルマップウェブ版は英語のインターフェースですが、地点検索時には日本語での入力も可能です。例えば、「渋谷109」を検索すると、情報が表示されます。
詳細情報画面では「ナビゲーション」、「電話をかける」、「公式サイトを見る」などのボタンが利用でき、写真、説明、評価、営業時間、住所などの情報も表示されます。ただし、これらの情報はすべて英語で表示されます。
高速道路を避けたルート計画が可能
ルート計画では、「徒歩」または「車」を選択でき、アップルマップウェブ版は複数のルートを提案します。ルートの横にある「i」をクリックすると、詳細なルート案内が表示されます。
到着時間や出発時間の設定も可能で、有料道路や高速道路を避けるルートを指定することもできます。
選りすぐりの旅行ガイドで世界中の飲食店、ショッピング、探索スポットを発見
左側のサイドバーにある「Guide」には、Apple が厳選した旅行ガイドが掲載されています。これにより、世界中の都市の飲食店、ショッピング、探索スポットを発見することができます。
例えば、フランスのパリのカテゴリには「15 のおすすめカフェガイド」があり、クリックすると Apple が推薦するパリの 15 のカフェが表示されます。旅行中で土地勘がない場合でも非常に便利な機能です。
アップルマップウェブ版は今後さらに多機能化
Apple は、今後数ヶ月で「ストリートビュー」などの機能を追加する予定としています。また、MapKit JS を使用するすべての開発者がアップルマップウェブ版にリンクできるようになり、ユーザーにルート案内や詳細な地点情報を提供できるようになります。
将来的には、アップルマップが Apple デバイスと統合され、検索した地点や計画したルート、保存した旅行ガイドを Apple デバイスに直接送信することができ、さらに便利な使用体験が提供される予定です。
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