iPhone の RAM はこれまで Android スマートフォンが 12GB といった大容量のメモリを搭載しているのに対し、ほぼ半分の容量しか提供されていません。しかし、iPhone はそれでもスムーズに動作します。その理由は何でしょうか?
本日は、iPhone の歴代モデルのメモリ RAM がどの程度あるのか、そして比較的少ないメモリで iPhone がなぜスムーズに動作するのかを皆さんに共有します。
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以下は、初代 iPhone から最新の iPhone 15 までのメモリ容量を整理したものです。
年 | iPhone モデル | メモリ RAM 容量 |
---|---|---|
2023 | iPhone 15 | 6 GB(LPDDR5) |
iPhone 15 Plus | 6 GB(LPDDR5) | |
iPhone 15 Pro | 8 GB(LPDDR5) | |
iPhone 15 Pro Max | 8 GB(LPDDR5) | |
2022 | iPhone 14 | 6 GB(LPDDR4X) |
iPhone 14 Plus | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 14 Pro | 6 GB(LPDDR5) | |
iPhone 14 Pro Max | 6 GB(LPDDR5) | |
iPhone SE 第3世代 | 4 GB(LPDDR4X) | |
2021 | iPhone 13 | 4 GB(LPDDR4X) |
iPhone 13 mini | 4 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 13 Pro | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 13 Pro Max | 6 GB(LPDDR4X) | |
2020 | iPhone 12 | 4 GB(LPDDR4X) |
iPhone 12 mini | 4 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 12 Pro | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 12 Pro Max | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone SE 第2世代 | 3 GB(LPDDR4X) |
この表から見て取れるように、iPhone は約 2、3 年ごとにメモリ RAM のアップグレードが行われています。また、LPDDR4X は 2017 年から 2022 年の iPhone 14 と iPhone 14 Plus まで使用されていましたが、iPhone 14 Pro と iPhone 14 Pro Max は LPDDR5 に変更され、iPhone 15 の全モデルも LPDDR5 を使用し、最大 8GB の RAM メモリにアップグレードされました。
過去には、iPhone のメモリは Android スマートフォンに比べて常に少なく、現在でもその状況は変わりません。しかし、iPhone のスムーズさや使用できる年数は Android スマートフォンを大きく上回っています。
その主な理由は、iPhone はシステム面の iOS やハードウェア面の iPhone 自体が Apple 自身によって処理されているため、ソフトウェアとハードウェアの統合が Android のオープンシステムと各社のハードウェアよりも完璧に行われているからです。
さらに、App Store に掲載されるアプリも Apple の厳しい基準をクリアして承認される必要があり、その基準にはアプリのメモリ使用量も含まれています。
これが、iPhone がこれまで 4GB や 6GB のメモリしかないにも関わらず、Android スマートフォンの 12GB メモリと競合し、さらに優れた性能を発揮できる理由です。
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