iPhone の RAM 容量は常に小さく設定されており、Android スマートフォンが 12GB などの超大容量のメモリを採用しているのに対し、iPhone のメモリはほぼ半分程度です。それでも iPhone はスムーズに動作していて、なぜでしょうか?
本日は、iPhone の歴代 RAM 容量を紹介し、すべての iPhone モデルの RAM 容量を比較して、相対的に少ないメモリ容量でも iPhone がスムーズに動作する理由を説明します。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp をフォローしてください!
以下には、初代の iPhone から最新の iPhone 14 シリーズまでの RAM 容量をまとめました
年 | iPhone | 記憶體 RAM 容量 |
2022 | iPhone 14 | 6 GB(LPDDR4X) |
iPhone 14 Plus | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 14 Pro | 6 GB(LPDDR5) | |
iPhone 14 Pro Max | 6 GB(LPDDR5) | |
iPhone SE 第 3 世代 | 4 GB(LPDDR4X) | |
2021 | iPhone 13 | 4 GB(LPDDR4X) |
iPhone 13 mini | 4 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 13 Pro | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 13 Pro Max | 6 GB(LPDDR4X) | |
2020 | iPhone 12 | 4 GB(LPDDR4X) |
iPhone 12 mini | 4 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 12 Pro | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 12 Pro Max | 6 GB(LPDDR4X) | |
iPhone SE 第 2 世代 | 3 GB(LPDDR4X) | |
2019 | iPhone 11 | 4 GB(LPDDR4X) |
iPhone 11 Pro | 4 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 11 Pro Max | 4 GB(LPDDR4X) | |
2018 | iPhone XR | 3 GB(LPDDR4X) |
iPhone XS | 4 GB(LPDDR4X) | |
iPhone XS Max | 4 GB(LPDDR4X) | |
2017 | iPhone X | 3 GB(LPDDR4X) |
iPhone 8 | 2 GB(LPDDR4X) | |
iPhone 8 Plus | 3 GB(LPDDR4X) | |
2016 | iPhone 7 | 2 GB(LPDDR4) |
iPhone 7 Plus | 3 GB(LPDDR4) | |
iPhone SE 初代 | 2 GB(LPDDR4) | |
2015 | iPhone 6s | 2 GB(LPDDR4) |
iPhone 6s Plus | 2 GB(LPDDR4) | |
2014 | iPhone 6 | 1 GB(LPDDR3) |
iPhone 6 Plus | 1 GB(LPDDR3) | |
2013 | iPhone 5s | 1 GB(LPDDR3) |
iPhone 5c | 1 GB(LPDDR2) | |
2012 | iPhone 5 | 1 GB(LPDDR2) |
2011 | iPhone 4s | 512 MB(LPDDR2) |
2010 | iPhone 4 | 512 MB(LPDDR) |
2009 | iPhone 3Gs | 256 MB(LPDDR) |
2008 | iPhone 3G | 128 MB(LPDDR) |
2007 | iPhone | 128 MB(LPDDR) |
一覧表から見て分かるように、iPhone はおよそ 2〜3 年ごとに RAM メモリのアップグレードを行っています。さらに、LPDDR4X は 2017 年から 2022 年の iPhone 14 および iPhone 14 Plus に使用され続けていますが、iPhone 14 Pro および iPhone 14 Pro Max では LPDDR5 に変更されており、iPhone 15 では全機種が LPDDR5 規格にアップグレードされ、8GB のRAM メモリにアップグレードされる可能性があります。
過去、現在においても、iPhone のメモリは常に Android のスマートフォンよりも小さく、特に数年前には顕著でしたが、iPhone の滑らかさや使用年数は Android のスマートフォンよりもはるかに優れています。
これは、iOS と iPhone のハードウェアの両方が Apple によって処理されているため、ソフトウェアとハードウェアの統合において、Android のオープンシステムと搭載する様々なハードウェアよりも完璧にできることができるためです。
また、App Store でリリースされるアプリは、Apple の厳格な審査基準を通過する必要があり、その基準にはアプリのメモリ使用量も含まれています。
これが、iPhone のメモリが 4GB、6GB しかなくても、Android スマートフォンの 12GB のメモリと互角に競合、さらに優れることができる理由です。
併せて読みたい記事》
《2023 年版》iPhone アプリの整理仕方:6 つ便利な整理術
2023 年 Apple Watch やった方がいい 10 個おすすめの設定と機能
Mac 便利な使い方 10 選:初心者におすすめの設定と機能
iPhone 15 にはRAMの改良が予想され、Pro モデルには 8GB の RAM が搭載される可能性が高いとの噂
iPhone と Android どっちがいい?その違いと買う前に知っておきたいポイント
Apple、新しい絵文字、Safari Webプッシュ通知、HomeKit の更新などが含まれる iOS 16.4 の第 2 のパブリックベータ版をリリース