
通話中に急に別の用事ができて一時的に電話を止めたい場合、いったん通話を切って掛け直す以外にも、便利な「iPhone の通話保留」テクニックを活用できます。これを使えば現在の通話を一時停止できるだけでなく、同時に別の相手へ発信したり、必要に応じて通話相手を切り替えることも可能です。通常の電話、FaceTime、さらには LINE 通話でも利用できます。
この実用的な iPhone 通話保留の隠しテクニックは、いざという時のために覚えておくことをおすすめします。
iPhone 通話保留の使い方
iPhone の通話保留はとても簡単です。通話中に通話画面を開き、「マイクの消音ボタン」を約 3〜5 秒長押しすると、連絡先の横に「保留」という表示が現れ、消音ボタンも一時停止のアイコンに変わります。

この状態でも通話自体は続いていますが、相手にはあなたの声がまったく聞こえません。そのため、ちょっとした用事を済ませたり、別の相手に電話を掛けたりすることも可能で、現在通話中の相手を邪魔する心配はありません。
通話を再開したい場合は、画面の「一時停止ボタン」をタップするだけで保留が解除され、ボタンも元の消音ボタンに戻ります。
2 人に同時に電話を掛け、必要に応じて通話相手を切り替え可能
先ほど述べたように、iPhone の通話保留中に別の相手へ発信することもできます。2 人目と通話している間、ダイナミックアイランドには最初の相手が保留中であることが表示され、右側の「入れ替え」ボタンをタップするだけで、2 人の通話相手を自由に行き来することができます。

もし現在通話している相手との通話を終了すると、iPhone は保留中の相手を自動的に通話に戻し、そのまま新しい通話相手となります。
iPhone の通話保留は LINE などの通信アプリにも対応
iPhone の通話保留は FaceTime や通常の電話だけでなく、日常的に使う LINE などの通信アプリにも対応しています。操作方法もまったく同じですが、保留が使えるのは iOS のシステム標準の通話画面に入った場合のみです。
たとえば LINE なら、ロック画面で着信を受けたときだけシステム標準の通話画面に切り替わります。それ以外の状況ではアプリ内の画面が表示されます。つまり基本的に LINE では受話側のみが通話保留を使える仕様となっており、少し残念な点でもあります。
ほかの通信アプリでも同様に試してみてください。とにかく覚えておくべきポイントはただ一つ──
「iOS の標準通話画面に入れる場合、マイクの消音ボタンを長押しすれば通話保留が使える」 ということです。
iPhone 通話保留のまとめ
以上、iPhone の通話保留テクニックの紹介でした。これを使えば素早く会話を一時停止して周囲の雑音を遮断でき、2 件の通話を同時に処理する際でも秩序を保てます。今後、電話中に別の着信へ対応したいときや、急ぎの用事を先に片付けたいときなど、iPhone の通話保留機能がきっと役に立つはずです。
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