Apple が手がけた最新のオリジナル映画『F1』が、公開初週末にして全世界で 1 億 4,400 万ドル(約 230 億円)の興行収入を記録し、Apple オリジナル映画史上でも屈指のヒット作となっています。
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『F1』はスピード感と映像美、ドラマ性を融合した傑作
Apple はこれまでにも『グレイハウンド』(原題:Greyhound)、『ナポレオン』などのオリジナル映画を配信してきましたが、今回の『F1』映画はブラッド・ピットが主演を務める話題作。日本では 6 月 27 日に劇場公開されました。私はまだ観ていませんが、予想以上に高評価の声が目立っています。
物語は、F1 を引退したベテランレーサーが若手ドライバーを指導し、レースに挑むというもの。一見するとシンプルな筋書きですが(正直、ハリウッド映画の多くはそうですが)、観客や評論家のレビューでは、ドラマチックな展開と圧倒的なスピード感、無駄のないテンポの良いストーリー展開が評価されています。ほとんど“退屈する暇がない”作品といっても過言ではありません。
実際のF1レース会場での撮影も実施
リアリティを追求するために、イギリスのシルバーストーン・サーキットでの撮影に加え、F1グランプリ開催中の実際のレース会場でも撮影が行われたとのこと。レースの合間の短い時間で撮影されているため、リテイクの余裕もないほど本番さながらの緊張感で収録された映像が使われているそうです。
CinemaScore で最高評価の「A」獲得
公開後の観客満足度調査(CinemaScore)では「A」評価を獲得し、これは最近公開された作品の中でもトップクラスの高評価。同じ「A」評価を得た映画には、ピクサーの『エレメンタル』(日本題:マイ・エレメント)、ドリームワークスの『ヒックとドラゴン』、ディズニーの『リロ&スティッチ』、インディー系のアニメーション『キング・オブ・キングス』、ワーナー・ブラザースの『ザ・シンナー』などがあります。
『F1』映画、Apple TV+では秋に配信予定
これまでの Apple オリジナル映画(『グレイハウンド』『ナポレオン』など)と同様、今回の『F1』映画も劇場公開後に Apple TV+ で配信されると予想されています。もし映画館での鑑賞を逃してしまった場合でも、早ければ 8 月末〜9 月初旬には Apple TV+ でレンタルまたは購入が可能になる見込みです。
Apple TV+ 上でも現在、「近日公開予定」と表示されています。
とはいえ、やはりこの作品は映画館で観ることを強くおすすめします。レーシングシーンの映像と音響効果は、家庭のテレビやスマホでは絶対に再現できません。
もし自宅に 5.1ch や 7.1ch のサラウンドシステムがあって、エンジンの轟音や、F1 カーが左右を駆け抜ける音、観客の歓声まで立体的に再現できる環境があるなら別ですが、そうでなければ、ぜひ一度劇場で体験してほしい映画です。
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