iOS 26.1 のテストは継続中です。 本日(10/21)未明、iOS 26.1 Beta 4 がリリースされました。今回のベータには、ユーザーが Liquid Glass の透明度をついにカスタマイズできるようになったこと、ロック画面でのカメラ起動ショートカットをオフにできるようになったことなど、興味深い細部の変更が多数含まれています。
また、iOS 26.1 Beta 4 は最終テスト段階に入っており、リリース候補(RC)版は来週登場予定、正式版は11月初旬に配信開始される可能性があります。以下に、iOS 26.1 Beta 4 の更新内容を整理しました。
iOS 26 の登場以来、Liquid Glass の外観デザインと可読性には賛否がありました。iOS 26.1 Beta 4 において、Apple は調整を続けるのではなく、ユーザー自身が透明度を選べるように開放しました。
「設定」>「画面表示と明るさ」に “Liquid Glass” の新項目が追加され、「透明(Clear)」と「異なる色調(Tinted)」の二つのオプションがあり、それぞれ即時プレビュー可能です。
画像出典:MacRumors
ご自身の視覚的な好みに応じて選べるようになったのは、この大きな変更点です。
現在のバージョンでは、ボタンをタップすると周囲に光輝効果が出る Liquid Glass の仕様がありますが、iOS 26.1 Beta 4 ではこの光輝効果が抑えられ、全体として控えめになり、視覚的な干渉(眩しさや反射感)も一定程度低減されています。
ロック画面で左スワイプしてカメラを起動する機能は iOS において便利なショートカットですが、ユーザーから「誤操作しやすい」「知らぬ間にカメラが起動してしまう」といったフィードバックを受けたようです。
そのため、iOS 26.1 Beta 4 の「設定」>「カメラ」に、 「ロック画面からスワイプしてカメラを起動」のオン/オフ切替が追加されました。オフに設定すると、ロック画面左スワイプでカメラを開く動作が無効になります。
iOS 26.1 Beta 4 は「設定」>「App」>「電話」に振動フィードバックの新しいオプションを追加しました。これにより、通話を受ける・終える際に振動によるフィードバックが発生するようになり、操作の体感的な明確さが向上しています。
Apple Intelligence の設定画面において、説明文の文字揃えが「中央揃え」から「左揃え」に変更されました。更に興味深い点として、「Beta(ベータ)」という表記が初めて削除されています。これは単純な表示バグの可能性もありますが、Apple が Apple Intelligence を十分に成熟・安定と判断し、正式版に向けた布石と捉える向きもあります。
現在、iOS 26.1 Beta 4 のビルド番号は「23B5073a」で、この「a」末尾付きという点からも iOS 26.1 のテストは最終段階に近づいているとみられます。テストが順調に進めば、来週には RC 版のリリース、正式版は11月初旬(例:11月4日火曜日の深夜)から全世界のユーザー向けに展開される可能性があります。
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