WWDC 2025 まとめ:iOS 26、macOS 26 などの新デザイン!8つのポイントを紹介

Apple は WWDC 2025 で複数のシステムアップデートを発表し、焦点はバージョン番号の統一(すべて「26」へ)や新デザイン言語「Liquid Glass」の導入、Apple Intelligence の強化、各 OS 間のシームレスな連携に置かれています。ここでは、WWDC 2025 キーノートにおける8つの大きなアップデートをまとめ、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOS、visionOS の最新変更点をご紹介します。

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1. Liquid Glass:新デザイン言語登場

  • 各 OS で共通採用される「Liquid Glass」は、層感と動きを備えた没入型の光学ガラスデザイン。
  • iOS、macOS、watchOS、tvOS などに適用。丸角と半透明の材質から構成され、背景やコンテンツに応じて効果が動的に変化します。
  • アプリアイコンは多層ガラス構造になり、ダークモードやフル透過などに対応。

2. クロスプラットフォーム機能の強化

  • すべての OS に共通する機能を導入、デバイス間の連携がよりスムーズに。
  • リアルタイム翻訳:音声やテキストを即座に翻訳、自然な会話を実現。
  • メッセージ系改良:背景設定、投票促進、迷惑メッセージフィルターなどが追加され、チャットがさらに整理される。
  • 電話アプリ刷新:不明番号の識別、自動応答(受付)機能を搭載。
  • ゲームApp:プレイ記録や友達とのチャレンジ機能が一元化された新アプリに。
  • ウィジェット:コンテキストに応じた柔軟な表示が可能に。
  • 立体写真(スペーシャルフォト):2D写真に立体効果が追加され、視覚的な奥行きを体感できる。

3. iOS 26:機能強化の全体像

  • ロック画面:写真の主題や背景に応じて時間表示が自動調整。
  • Apple Intelligence:自然言語検索(写真、Safariなど)、メールや会話の要約、AI返答支援。
  • Genmoji → Mixmoji:絵文字の組み合わせ生成が可能に。
  • Image Playground(ChatGPT統合):イラストから写真風まで幅広い画像生成をサポート。
  • Visual Intelligence:画面上の物体やイベントを認識し、スケジュール化やショッピング検索も対応。
  • カメラUI刷新、サファリはフルスクリーン対応&タブバー浮動式に。
  • メッセージ:チャット背景画像設定、グループ投票機能、Apple Cashでの請求が可能に。
  • 電話:連絡先・通話履歴・留守電を一画面に統合し、不明着信の説明表示や自動待機応答に対応。
  • プレビューアプリ:PDF編集や書き出し、注釈や形式変換がiPhoneでも可能に。

4. iPadOS 26:マルチタスクとプロ向け強化

  • アプリのウィンドウサイズを自由に調整、タブの並べ替えも可能。
  • 最大4分割表示、Exposé 風の一括切り替え、ワンクリックで最小化などの機能に対応。
  • 左上には 「メニューバー」 を追加、macOS のアプリメニューのように使用可能。

「ファイル」アプリの大幅アップデート

  • カラムの幅調整、フォルダの折りたたみ、フォルダごとの色・アイコンのカスタマイズが可能。
  • 特定のアプリでファイルを開くデフォルト設定(例:画像を Photoshop で開く)も設定可能。
  • フォルダを Dock にドラッグして、素早く展開・閲覧できるように。

新登場「プレビュー」アプリ

  • PDF の編集、注釈、画像のトリミングやフォーマット変換などに対応。

アプリごとに異なるマイク設定が可能に

  • 例:Zoom では Bluetooth マイク、録音アプリでは USB マイクを指定。
  • AirPods を使って高音質な Podcast 録音も可能で、長押しジェスチャーで録画開始も対応。

新機能:ローカル録画・バックグラウンド処理

  • ビデオ通話中の自分の音声と映像を自動でローカル録画する「ローカルキャプチャ」機能を搭載。
  • バックグラウンドでのタスク処理にも対応し、例:動画書き出し中に他のアプリへ切り替えても、進行状況が Live Activity(リアルタイム通知)に表示される。

5. macOS 26(Tahoe):Spotlight大幅強化

  • フォルダのアイコン、カラー、絵文字を自由にカスタマイズできるようになり、ファイル管理に個性とスタイルを加えることが可能に。
  • iPhone の Live Activity(即時アクティビティ)機能が Mac にも登場。iPhone 上でのアプリのリアルタイムな動作を Mac で確認可能。
  • 電話アプリが Mac に対応。着信の受信、ボイスメールの確認、AI による迷惑電話のフィルタリング、オペレーター待機時の自動応答などに対応。

Spotlight の大幅アップグレード

  • 検索結果にアプリのアクション、クリップボードの履歴、システム設定項目が統合され、操作効率が大幅アップ。
  • Quick Keys で素早く操作(例:「SM」と入力するだけでメッセージを送信)。
  • コンテキストに応じた提案機能により、現在開いているファイルや状況に合わせて、最適なショートカットや操作が自動で提示される。

ショートカット×AI によるスマートオートメーション

  • ショートカットアプリが AI と連携し、ドキュメントの要約や画像の自動分類といった高度な自動処理フローを簡単に作成可能に。

新しいゲーム体験

  • 新しい「ゲーム」アプリでは、プレイ中の全ゲームとフレンドとのチャレンジを一括で管理。
  • Metal 4 によってゲームのグラフィック処理が強化され、たとえば新作ゲーム「Enzoi」なども高画質で快適に楽しめるように。

6. watchOS 26:ウェアラブルの進化

  • 新しい「Liquid Glass」デザインが Apple Watch の文字盤、コントロールセンター、スマートスタックウィジェットに適用され、より立体的で洗練された見た目に。
  • Workout Buddy は、運動中にリアルタイムで音声による励ましとデータ分析を提供。モチベーションを維持しながらトレーニングできる。
  • スマートスタックウィジェットは、現在地や日々の行動パターンに応じて、最適なウィジェットを自動表示。
  • 手首を振るジェスチャー操作が新登場。着信のミュート、通知の消去、アラームの停止などがすばやく行える。
  • メッセージアプリにはリアルタイム翻訳機能と、チャットごとに背景画像をカスタマイズできる新機能が追加。
  • メモアプリが Apple Watch に対応。リマインダーやチェックリストの記録・閲覧が手元でスムーズに。
  • 開発者向けAPIも強化され、スマートスタックやコントロールセンターのカスタムコントロールに対応可能に。

7. tvOS 26:家庭エンタメ中枢に

  • 新しい Liquid Glass デザインにより、大画面インターフェースに奥行きと視覚的な深みが加わりました。
  • Apple TV アプリの再生コントロールが透明化され、映画や番組の視聴体験がより没入的に。
  • 起動時に自動でユーザープロファイルを選択する設定に対応し、よりパーソナライズされた利用が可能に。
  • Apple Music では iPhone をマイクとして使用できるようになり、ビジュアルエフェクトや複数人でのインタラクションにも対応。
  • 友人が選曲や歌唱、リアクションの送信などに参加できる新しいコラボレーション機能を搭載。
  • 新しい自動ログイン API により、Apple ID を使ってサードパーティ製アプリへ素早くログイン可能に。
  • ウィジェットデザインと Live Activities が tvOS にも対応し、重要な情報をリアルタイムで把握できるように。
  • ユーザーは iOS・watchOS・macOS を跨いで、統一された Apple Music およびホーム操作体験を楽しむことができます。

8. visionOS 26:空間共有&コラボ進化

  • 空間ウィジェットに対応し、天気、時計、音楽などの情報を空間内に固定表示できるようになりました。
  • 2D 写真を空間シーンへ変換でき、より奥行きのある閲覧体験を実現。
  • Persona(通話時のアバター)も外見のディテールが進化し、よりリアルで自然な表情表現が可能に。
  • 他のユーザーと空間を共有し、一緒に映像を見たり、ゲームを楽しんだりすることができます。
  • Logitech Muse や PS VR2 コントローラーに対応し、より多彩で直感的な操作が可能に。
  • Protected Content API を新たに追加し、企業用途でも安全にコンテンツを扱えるように。
  • Apple Immersive Video や 180度/360度ビデオ、Spatial Web コンテンツのネイティブ再生に対応。
  • Image Playground、Genmoji、リアルタイム翻訳などの機能が iOS・macOS と同様に使用可能となり、クロスプラットフォームの統一体験を提供。

まとめ

WWDC 2025 は、すべての Apple プラットフォームに共通したLiquid Glass の美しい統一デザイン、実用的な Apple Intelligence の拡張、そして日常の生産性やエンタメ体験を底上げする機能の数々が目玉となりました。iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Vision Pro といった各デバイス間で一貫した体験が可能となり、“エコシステム全体”がさらに進化した印象です。

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愛麗絲