Apple は、6 月 9 日(日本時間では 6 月 10 日午前 2 時)に「WWDC 2025(世界開発者会議)」の幕を開ける予定で、正式な発表まで残り 10 日を切りました。そんな中、macOS に関する最新情報がひっそりとリークされています。Bloomberg のテクノロジー記者 Mark Gurman 氏によると、次期 macOS 26 は「macOS Tahoe(タホ)」という名称になる見込みです。
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「Tahoe」という名前は、単なる思いつきではありません。Gurman 氏によれば、Tahoe(タホ湖)はカリフォルニア州とネバダ州の州境にある有名な高山湖です。湖の水は非常に澄んでおり、空や山々の景色を映し出す美しさで知られています。この特性が、macOS 26 に採用されると噂されている「ガラスのような」新しいビジュアルスタイルと共鳴しているのです。
▼ タホ湖の風景
▼ Apple マップでの「タホ湖」の位置(サンフランシスコの北東)
現在出ている情報によると、macOS 26 は visionOS に近いデザイン言語や要素を取り入れるとされており、たとえば半透明の背景やガラス質感のウィンドウフレーム、ボタン、アイコンなどが含まれます。こうしたビジュアルによって、インターフェース全体がより軽やかで透明感があり、現代的かつミニマルな禅のような印象を与えるかもしれません。
macOS は Apple の各種 OS の中で唯一、毎回「名前」がつけられているシステムです。他の OS は基本的にバージョン番号のみで区別されています。
macOS の命名の歴史を振り返ると、初期は大型ネコ科動物(Cheetah、Tiger、Snow Leopard、Lion など)を使った名前が好まれていました。これらの名称は力強さやスピードを象徴していました。
▼ 2011 年の macOS X Lion のデフォルト壁紙
しかし 2013 年の OS X Mavericks 以降、Apple はアメリカ・カリフォルニア州の自然や地理的な特色をテーマに命名方針を変え、Yosemite、Monterey、Sonoma、Sequoia といった名前を次々と採用しています。それぞれの名称は、ユーザーの生活環境により近いイメージを与えることを目指しているようです。
▼ 2024 年の macOS Sequoia のデフォルト壁紙
macOS 26 は、iOS 26、iPadOS 26、watchOS 26、tvOS 26、そして visionOS 26 と共に、WWDC 2025 にて正式に発表される予定です。この年に一度のビッグイベントは、アメリカ時間の 6 月 9 日午前 10 時(日本時間では 6 月 10 日午前 2 時)から開始されます。果たして Gurman 氏の予想通りになるのか、注目が集まります。
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