Apple は本日、今年秋にリリース予定の iOS 19、iPadOS 19、macOS 16、watchOS 12 などの新 OS に搭載される 19 種類の新しいアクセシビリティ機能を発表しました。
これらは主に障がいのあるユーザー向けの機能ですが、一般ユーザーにとっても便利に活用できる内容が多く含まれています。
それでは、WWDC 2025 を前に明らかになった、これから登場予定の19の新機能を一気にご紹介します!
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App Store の各アプリページに新たに「アクセシビリティ・ラベル」欄が追加され、そのアプリが対応している機能(VoiceOver、音声コントロール、大きな文字、コントラスト強化、動きの軽減 など)を事前に確認できます。
アプリをダウンロードする前に、どんなアクセシビリティ機能があるかを明確に把握できるようになります。
iPhone や iPad に搭載されていた拡大鏡機能が、ついに macOS 16 にも対応。Macの内蔵カメラや iPhone のカメラを使って、実物の書類やオブジェクトを画面上で拡大表示できます。
MacBook の「デスクビュー(Desk View)」機能と組み合わせて、視覚に困難がある方でも読み書きがしやすくなります。
明るさやコントラスト、色フィルター、視野角の調整も可能で、画面キャプチャや保存にも対応。
視覚障がい者向けの新機能として「Braille Access」が追加されます。iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro に対応し、点字ディスプレイや Braille Screen Input でアプリの起動やメモ作成が可能です。
BRFファイル(点字フォーマット)の閲覧や Nemeth 点字による数学記述にも対応。
さらに、Live Captions(リアルタイム字幕)の内容を点字ディスプレイに表示することもできます。
iPhone、iPad、Mac、Vision Pro に対応する新しい読み取り支援機能です。文字の読み上げ、フォント変更、行間や色の調整など読書環境を自由にカスタマイズできます。
しかもこのリーダーは全システム共通で使用可能で、どんなアプリを使っていても呼び出せる柔軟性があります。iOS / macOS の拡大鏡と統合して、現実世界にある文字の読み取りにも対応します。
watchOS 12 では、聴覚に困難のあるユーザー向けに Apple Watch に「Live Captions(リアルタイム字幕)」が追加されます。
iPhone のマイクで拾った音声を Apple Watch の画面上にリアルタイムで文字起こしして表示。
さらに、Apple Watch は iPhone のライブリスニング機能を遠隔操作できるようにもなります。
visionOS 3 では、Apple Vision Pro に以下の新機能が追加されます:
WWDC 2025 にて正式なシステム発表後、これらの新機能を実際に体験できる日が待ち遠しいですね。
私たちも実機テストとあわせて、使い方や活用術などの解説記事をお届けしていく予定ですので、お楽しみに!
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