iPhone は Face ID による顔認証が導入されて以来、「ノッチ」や「Dynamic Island」といったデザインを採用してきました。これらのデザインは Face ID のセンサーや FaceTime カメラを搭載するためのスペース を確保する目的がありましたが、長年にわたり多くのユーザーが「Dynamic Island を完全に無くしてほしい」と期待してきました。
では、画面下に隠れる Face ID(アンダーディスプレイ Face ID) とはどのような技術なのか? そして いつ登場するのか? 最新のリーク情報をもとに詳しく解説していきます。
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ディスプレイ業界の著名アナリスト Ross Young の 2024 年 5 月のレポート(リーク情報とも言える)によると、Apple は最速で iPhone 18(2026年モデル)にアンダーディスプレイ Face ID を導入する予定 だといいます。
ただし、これは 当初の予想より遅れている とのこと。初期のリークでは、2024 年の iPhone 16 にも搭載される可能性があった ため、2 年遅れでの実装となるようです。
以下の表からも分かるように、2024 年時点では iPhone Pro モデル(下のライン)に「Under Panel Face ID + Hole」 と書かれており、これは Face ID を画面下に配置し、画面上にはカメラ用の小さなパンチホールだけが残るデザイン を意味しています。
一方で、標準モデルの iPhone には、さらに 2 年遅れでアンダーディスプレイ Face ID が導入される 見込みとなっています。
また、Apple に関する的確な予測で知られる Bloomberg の記者 Mark Gurman も最近のレポートで、iPhone の一部コンポーネントが 2026 年から 2027 年にかけてディスプレイ下へ移動すると予測 しています。これは Face ID モジュールのことを指している可能性が高い でしょう。
ただし、Gurman の情報では、「完全なパンチホールデザイン」ではなく、「より小さな Dynamic Island」 になる とのこと。
もし iPhone が アンダーディスプレイ Face ID を採用すると、現在の Dynamic Island は大幅に小型化可能 になります。その理由は、Face ID に必要なセンサー類がすべて画面下に移動するためです。
過去に Apple が出願した特許では、光源エミッター(赤外線投光モジュール)をディスプレイ下に埋め込んでも、3D 顔認識が可能である ことが示されています。これにより、Face ID が現在と同じ精度で機能しつつ、画面デザインの自由度が高まると考えられます。
ただし、アンダーディスプレイ Face ID の採用=完全なフルスクリーンデザインとはならない 可能性があります。
なぜなら、FaceTime カメラ用の小さなパンチホールは残る ためです。現在の技術では、画面下カメラ(アンダーディスプレイカメラ)は画質が低下する問題があるため、Apple がすぐに導入する可能性は低いとされています。
もし FaceTime カメラも含めて完全にディスプレイ下に隠すとすれば、iPhone 20 Pro(2028 年モデル)以降になる 可能性が高いと予想されています。
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