2024年6月11日午前2時から行われたAppleの年次開発者会議「WWDC24」の基調講演で、iPhone向けの次期メジャーバージョン「iOS 18」が発表されました。
《WWDC24まとめ》
‧アプリの配置やカラーを自由に
コントロールセンターのコントロール項目は、ページごとに配置でき、スワイプでページや機能を切り替えることができます。
編集機能からは、さらに多くのコントロール項目ボタンを追加することが可能です。
ボタンの大きさや配置も自由に変更できます。
また、ロック画面でも使用でき、懐中電灯やカメラの機能を他の機能に変更することができます。
プライバシー機能も強化され、個別のアプリに対してパスワードを設定できるようになりました。
パスワードが設定されたアプリの通知は、ホーム画面に表示されません。
さらに、アプリを非表示にして、ロック付きのフォルダーに入れることができます。
連絡先情報を通じて、誰がそのフォルダーやアプリにアクセスできるかを決めることができます。
iMessage機能には、長らく待望されていた予約送信機能が追加されました。
また、テキストに様々な視覚効果を追加でき、斜体、下線、アニメーションなどの文字効果も利用できます。
iPhone 14以降の機種では、ネット環境がなくても衛星を通じてメッセージを送信でき、暗号化されるため、盗聴の心配はありません。
Mailアプリでは、AI機能を利用して異なるメールを自動分類し、重要なメールを簡単に素早く読めるようになります。
同じ送信元からのメールをまとめることもできますが、このまとめ機能はすぐには提供されません。
次に地図アプリには新しい地形が追加され、オフラインで使用できるようになります。
そして、ウォレットアプリでは、Tap to Cash機能により、携帯電話を近づけるだけで送金が可能になります。
チケットを追加すると、詳細情報も表示されます。
日記アプリもさらに多様な内容を追加でき、心情や健康情報なども含まれます。
ゲームモードでは、バックグラウンドのリソースをできるだけ減らし、ゲームの高性能な実行を可能にします。
写真アプリについては、最も大きな変革があり、短時間で目的の写真を見つけることができ、新しいインターフェースデザインが追加されました。
上部には写真グリッド、下部には異なる分類テーマがあります。
「フィルター」機能で探している写真の範囲を絞り込むことができます。
また、超スマートな「コレクション」機能が追加され、人物、場所、日付などのテーマに従って分類できます。
以上が今回のiOS 18のアップデート内容です。