USB-C コネクタは iPhone 15 シリーズの大きなセールスポイントであり、その利点は広範な互換性だけでなく、他のデバイスに少ないワット数で一時的なモバイルバッテリーとして逆充電を行うこともできます。それゆえ、iPhone 15 シリーズをモバイルバッテリーとして使用する際には、特に注意が必要で、さもないと、スマートフォンがモバイルバッテリーに逆充電してしまう厄介な状況に陥ってしまいます。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp と Twitter X @Applealmond1 をフォローしてください！
Apple の公式説明によると、iPhone 15 シリーズの USB-C コネクタは、最大 4.5W の逆充電機能を提供し、ケーブルを一端はスマートフォン、もう一端はデバイスに接続するだけで、iPhone を一時的なモバイルバッテリーとして他のデバイスを充電することができます。
しかし、最近、海外のユーザーが Reddit で Anker PowerCore Slim 10K PD というモバイルバッテリーの USB-C を iPhone 15 Pro に接続すると、スマートフォンがモバイルバッテリーに逆充電してしまうと報告しています。正常にスマートフォンを充電するには、USB-A コネクタを使用する必要があります。
同じく、iPhone 15 Pro の逆充電問題について、先日台湾のユーザーも Ptt で投稿して質問しています。ユーザーによると、モバイルバッテリーの USB-C コネクタを iPhone 15 Pro に接続すると、逆充電機能がトリガーされ、「このアクセサリーは電力を多く使っています」というメッセージが表示されるとのこと。しかし、USB-A を使用すれば正常に戻ります。
逆充電がトリガーされるのは、このモバイルバッテリーの USB-C コネクタが双方向設計（出力/入力が同じ USB-C ポート）を採用しているためと推測されています。そのため、純粋な出力の USB-A ポートを使用すれば、正常に充電できます。また、ユーザーの中には、「Try.SRC モード」がモバイルバッテリーに実装されていないため、モバイルバッテリーとスマートフォンの間で誰が充電を受けるか、誰が供給を行うかが正しく割り当てられないのではないかと推測している人もいます。
もちろん、この問題は USB-C が Android スマートフォンで何年も前から存在しており、Google のソフトウェアエンジニアがソフトウェアで解決する必要があると主張していました。現在、Android スマートフォンメーカーも逆充電制御オプションを追加していますが、Apple が未来の iOS 17 アップデートで同様の設定を追加するかはまだ不明です。
もし iPhone 15 がモバイルバッテリーに充電してしまう状況に遭遇した場合は、「再接続」または「モバイルバッテリーを最初にオンにしてからスマートフォンに接続する」ことを試してみてください。ただし、現時点で最も効果的な解決法は、純粋な出力の USB-A を使用して充電することです。もし USB-C で充電したいのであれば、モバイルバッテリーを慎重に選んでください。
更に面白いコンテンツを観たい人は、Instagram @applealmondjp と Twitter X @Applealmond1 をフォローしてください！
iPhone 15 についての情報