Google（ググル）は、2 年以上活動がないアカウントを停止する計画を発表しました。アカウントが停止された場合、全ての情報やデータが消去される可能性があるため、ユーザーは注意する必要があります。
「Googleアカウントの使用ポリシーが更新され、2年間使用していないアカウントは非活動化される可能性があることが示されました。
GmailやChrome、YouTubeといった特定のサービスが2年間利用されていない場合も、「Googleは該当するサービスのデータを削除することができる」と明記されています。
新しく設定された「非活動Googleアカウントのポリシー」の詳細は以下の通りです。」
2年の期間内に使用されていないGoogleアカウントは無効とみなされます。2年以上Googleを使用されなかった場合、Googleは無効なGoogleアカウントとそのアクティビティやデータを削除する権限を有します。
また、特定のサービスを2年以上使用されなかった場合、Googleはそのサービスのデータを削除する権限も有します。この判断は、各プロダクトの無効に関するポリシーに基づきます。
Google は、長い間使用されていないアカウントが古いパスワードを使用していたり、二段階認証が設定されていなかったりするため、攻撃や不正利用のリスクが高まると考えています。したがって、これらの未使用のアカウントが不正な者によって侵入され、他人の名前でスパムメールなどを送る行為を防ぐために、2 年間ログイン履歴のないGoogleアカウントを削除することを決定しました。
Googleアカウントを活動状態に保つためには、最低でも 2 年に1 度、アカウントや Google の各サービスにログインすることが推奨されています。
アカウントの削除は、最早 2023 年 12 月 1 日から始まる予定ですが、Google は対象となるアカウントに対してメールでお知らせすることが予定されています。
ただし、Google アカウントにギフトカードの残高がある場合や、デジタルアイテム（書籍や映画など）の購入に使用されている場合は、アカウントの削除からは除外されます。