
Google Maps がさらに進化!今回追加された4つの新機能は、出発前の情報チェック、周辺スポットの探索、EV 充電スタンドの利用状況予測、匿名レビュー投稿など、ユーザー体験を大幅に向上させています。
Gemini AI がまとめる「出発前のポイント」メモ
レストラン、ホテル、ライブ会場などを Maps で検索すると、ページを下にスクロールするだけで新しく追加された「出発前のポイント」が表示されます。
これらの情報は Google の Gemini AI によってレビューやネット上の情報からまとめられ、以下のような内容を教えてくれます:
- 予約が必要かどうか
- 隠れメニューの有無
- 駐車場情報や交通アドバイス
- おすすめの予約方法
各ポイントはタップして詳細を確認できるため、出発前の情報収集の手間を大きく減らしてくれます。この機能は現在、米国の Android および iOS 端末で順次展開中です。
2. 周辺の人気スポットをリアルタイムで表示
新しくなった「探索」では、スワイプするだけで近くの人気レストラン、イベント、観光スポットが一覧で見られます。
新しいカフェ、アート展、地元の個性派ショップなども、上にスワイプするだけで素早くチェックできます。
さらに、Maps は Viator、Lonely Planet、OpenTable といったプラットフォームの厳選リストに加え、Sistersnacking のようなローカルクリエイターによるおすすめ情報も統合。面白い場所をより簡単に発見できるようになりました。このアップデートは全世界の Android・iOS 端末に順次展開される予定です。
3. EV 充電ステーションの未来の空き状況を予測
これまで Google Maps は Tesla Supercharger や Electrify America など、特定の充電ステーションの「現在の空き状況」を表示できました。
今回のアップデートではさらに進化し、「EV 充電ステーション」と検索すると、未来の利用予測まで確認できるようになりました。
AI が過去のデータとリアルタイムの使用状況を分析し、到着時にどのくらい空きがあるかを予測してくれるため、行列を避けて待ち時間を節約できます。この機能は来週より、Android Auto および Google 搭載車で順次利用可能になります。
4. 匿名レビュー投稿機能が正式リリース
気に入ったお店にレビューを投稿する際、本名ではなくニックネームとカスタムアイコンを使って投稿できるようになりました。たとえば「スイーツレーダー」「台北カフェ好き」など自由に設定できます。
本名を出したくない時でも、他のユーザーが良いお店を見つける手助けができます。Google はバックエンドでアカウント情報を保持し、不正レビューや異常行動を検出し続けることで、レビューの信頼性を守ります。この機能はすでに全世界の Android、iOS、デスクトップ版 Google Maps で利用可能です。
まとめ
今回の Google Maps の4つの新機能は、情報の検索速度を上げるだけでなく、新しいスポットの探索、EV 利用、レビュー投稿をより直感的で柔軟なものにしてくれます。日常的に行動計画や地図情報に頼るユーザーにとって、とても実用的なアップグレードとなっています。
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